ぱらっと雨がふりかえって暑さを感じる今朝ですが、その蒸し暑さは相当のものです。
上の図で昨日の気象庁発表の朝5時の空気の熱位置をプロットしました。この位置は、エジプトのカイロ39度より熱をもつまさに蒸し暑い空気です。
おまけにこういう時は風もなく、とっても寝苦しいでしょう。特に市街地内では無風ですね。
当たり前です。太陽(日射)がない深夜は、海と平野の気温差がなくなるので無風になりやすいのです。
この朝の気温と湿度ならエアコンで空調された27度湿度60%の空気より2ランク以上熱い空気ですから、それはそれは寝苦しいでしょう・・・。
「朝は気温が低いのでこの時に窓をあけ冷気を空気を入れましょう。自然素材の家なら快適」なんて事は幻です。真夏の新潟(平野)は朝気温が下がらない&高湿が特徴です。ですので、窓は開けない方がよいのです(エアコン24時間運転)。科学的に考えましょう。
と言うことで昨日も実体験のコメントを頂きました。ありがたいコメントですね。うまく設計された高気密高断熱住宅は小さなエネルギーで冷房できるので、今までの経験則が覆される事が多いのですね。情報発信している事がうれしくなります。
因みに・・・やっぱり頭を使うときは冷えた環境が切れますから事務所も空調、自宅も空調、車内も空調です。ですがこれでは全く汗をかかない生活で不健康(加齢臭の元になる)なので、最低でも週一回は炎天下で畑仕事をしてたっぷり汗をかくようにしてます。