先週から基礎始まるかなと思いましたが、当方の分担である「長期優良住宅の審査」が遅れてそのせいで業者さんの手配がスムーズにいかず、今週から基礎工事が始まりました。
変形の建物なので、「やり方」をしっかり出すだけでも大変な工事です。
黄色い糸がみず糸。この糸が家の芯となる。斜めの糸がありますね。
取り壊しした以前の基礎が深かったため、ほぼ土を掘る事がほとんどない地業です。これで地盤改良をしていなければ少々地耐力に不安がありますが、今回は先回の「西裏館の家」と同じ「Hi-Speed工法」で、土地の中に工作物を作らず、土地ごと締め固めようという地盤改良です。ですのでこの砂利下はきつく締め固められた地盤となってます。
これから防湿シートと敷き込み、捨てコンクリートを打ってから墨だしして鉄筋、型枠工事となります。
施工は長岡市のウエストウッズさん。しっかりした監督さんのYさんがきっちりと仕事をしていただけるので安心です。感謝、感謝!
現在4件施工中ですが、4件とも違う施工会社。それぞれ施工者、設計者、と違う立場で現場を監理します。ここが設計事務所で家を建てるよいところです。ごまかしや曖昧さがない施工と設計の分離。 そしてそれぞれよい監督さんに恵まれてなんと「ついて」いるのでしょう。ありがとうとう。