100年でした。その6 ツバキと山茶花

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屋根の葺き替えも終わり、後は足場を外すだけ・・・。田舎の屋根の色はやっぱりこの錆赤!右手入り口に大きなツバキがあった(現在は半分の大きさ)。

このシリーズも6になりました。今回はその建物の庭の木で・・・

地面に落ちたツバキの美しさに思わずうっとり・・・入り口にあるツバキの意味は・・・

私は今まで山茶花とツバキをしっかり把握しようと思っていませんでした。それがその美しさの違いが先日わかりました。

知っている人なら当たり前のこの両者の違い・・・。でも興味のない人には、似たような形と色合いの花で、ほぼ同じ時期に咲くこの種は、同じ木にも見えてしまいます。一番の違いはその見所・・・。

山茶花は真横にまで花が開くので、遠目からのあでやかさが抜群です。一方ツバキは筒状の形で花の数の割には少し地味です。しかも筒状のまま枯れるので、近くで見ると何となく寂しい感じがしますが、地面を見るとガラッと印象は変わります。ツバキは散らないで花がそのまま落ちるので、まるで誰かが地面に花を撒いたようなそんな風情になります。但し地面がコンクリートやタイル又は落ち葉のない土の場合は風情が全くありません。あくまでも土と落ち葉、新芽があってこそのコントラストです。その感じがとても綺麗。また一輪挿しでもつぼみのままの形が続くので、初々しさが何時までもあります。一方山茶花は開いた花がそれもまた美しい・・・。花一つでもこんなに違うのかと気づきました。

それでツバキは人の通る近くに・・・山茶花は遠目でも大丈夫なので、一番深い所の花として・・・。そんな庭木の配置でこの「て・こあ」の庭は造られています。

リビング窓外の夕日。今日も一日ありがとう。

昨日は久しぶりに寺泊に帰りましたので、窓外の夕日を見ることができました。海草の季節なので渚には、八つ手で海草を拾う人が如何にも春が来たことを教えてくれます。

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