大開口部を活かす構造 グランドワークス社

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東南角に17m2もある開口部を設置。敷地の窓開口方角は基本設計時のポイント

荒町2丁目の家もサッシが入り、窓の形態がはっきりわかるようになってきました。写真の上下の窓は吹き抜けでつながり、大きな外とのつながりを与えてくれます。

人と比較すると大きさがわかる

一つの窓ではなく、組み合わせての17m2ですが、それでも開放感はなかなかのものです。

さて実は一昨日グランドワークスさんという会社の人と会い、「木造のラーメン工法が少し手軽にできるようになる」との話しを聞きました。現在は難しい構造計算が必要で、且つ地中梁も重要になるこの方法ですが、

これが手軽(構造計算なしの仕様規定で)に運用できるようになれば、あの1階丸ごとガラス窓(カーテンウォールではなく)の「て・こあ」のような建築も少し簡単にできるようになります(地中梁は必要だと思うが)。

これには大変「ワクワク」します。超高断熱のシェルターを内包した開放的な民家の融合ができる用になるからです。それもオープン工法※として・・・。(※誰でも使用できる工法と言う意味。反対語にクローズ工法があり、ハウスメーカーなどがクローズ工法)

「て・こあ」の南側1階は壁がない。こんな家も耐震等級2以上でできる。

オープン工法であれば、30年後に設計者が死んでも、他の人が設計者となり構造計算書や図面を見る事で増築や改築ができるます。このことは建物の長寿命化、文化の引き継ぎに貢献するでしょう。

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コメント

  1. オーブルデザインの浅間 より:

    みつい様
     コメントありがとうございます。お久しぶりです。
    私も楽しみです。
    工事監理しているときは何時もどの建物も自分の家のようにワクワクします。(o^-^o)

  2. みつい より:

    新町2丁目の大きな窓ガラスのお宅は素敵ですね。外観はどうなるのでしょう。夜に明かりが灯ると、どうなるのでしょうか。自分の家ではないのに、楽しみです。