2014.01.8午後 青字を加筆しました。
黄色は10分間平均の最大風速が5m/s以上で赤丸は10m/s以上の日。紫は瞬間最大風速が10m/s以上の日。台風並の日もある。
昨日に続いて・・・今度は風です。
まず最大風速とは・・・
0.25秒間に取られたデータを3秒間平均にならしてそれを10分間平均した最大の風速が最大風速です。ややこしいですね。瞬間最大風速は3秒間の平均の最大値です。確かに人は3秒間くらいは瞬間的に感じる風ですね。
それがわかると、最大風速10m/sなら、10分間のうち風が殆ど吹いていない3m/sときが半分あるとすると、その半分の時間は17m/sの風が吹いていることになります。このように強弱があると夏はこの揺らぎが涼しさのポイントですが、冬では逆にとても寒く感じます。
そこで最大風速5m/s以上の日は瞬間最大風速10m/sが吹いているとして、寒く感じる事になると思いますからこれを基準に考えると・・・
上の表から、なんと3/4くらいが最大風速5m/s以上の日で、10m/sの瞬間最大風速が吹く日は2/3もあります。一般的に風速が1m/s増えると気温が1度下がったように感じると言われており、仮に5m/sの風が吹いていた時の気温が10度だとすると・・・気温5度の時と同じ寒さになります。日は射さず風は強い・・・Orz
そして一番の問題は、これらのことが国の基準に反映されていない事です。何しろ平均風速で考えているのですからね。やはり最大風速を加味していないと体感とかけ離れます。
北陸地方の冬は概ねこんな感じですが、改めて数値にすると怖いくらいの寒く感じる地方ですね。