まだ施工者の来ていない基礎現場で打込み前の最後のチェックを行います。
長潟の家は「緑の家」SS標準仕様であるため、基礎がダブル配筋による本格的なスラブになっております。
型枠を治具で浮かして立ち上がりとスラブへ一緒にコンクリートを流し込みます。
ポンプ圧そう時のノロは場内で捨て、固まったら時点で場外搬出か砕いてランにします。
生コンは無論地面(気)温より高いのでこのような熱画像になります。
しかし貯めた水は直ぐに外気温と同じくらいになります。こちらの掃除水を熱画像で撮ると
ほぼ地面と同じような分布です。ネコ車の一部が極端に青く見え温度が著しく低いように見えますが、これは以前お話しした金属の光沢部分が正しく熱画像で写せない事を如実に表しております。実際はネコ車は全て均一な温度になるはずです。
打ち込んだコンクリートを直ぐに熱画像を撮るとこのようになり、この温度分布は水和反応が激しいときは続きます(ご要望があったので養生中を撮影してみたいと考えております)。
スポット温度は0.9℃となっておりますが、絶対温度はこの条件では正しく表示されない。
人との温度比較で何となくわかる温度
流したコンクリートが当たり前だが周囲より暖かい事がわかる。正しい養生を行えばこれが持続するはず。
アンカーボルトのチェック、型枠の位置チェックを済まし、さし筋と型枠修正をお願いして打ち込みが始まりました。
コメント
>それ以来、ネコ車を世の中に広めるべく10代の若者には「ネコ持ってこいや」
私も協力します(笑)。
やっぱり1輪車はネコ車ですよね、若かったころ「兄ちゃんネコ持ってこいや」とアルバイト先で言われて、「猫はいませんよ」と言ったら「あのあーうぇがんらがな」とのこと、しかしドラえもんのような青い猫も、青い物体も見つからず、結局謎のネコの正体は緑色の一輪車だったという笑い話のような経験があります。それ以来、ネコ車を世の中に広めるべく10代の若者には「ネコ持ってこいや」と言っています。残念ながら本当に猫を持ってきた若者はまだ現れていませんが。