暖房費と電気代の心理

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「緑の家」にお住まいで・・・10年前と比べ家が寒いと思った人は多いと思います。
これはサッシや家の性能が下がった事よりも電気代が上がった事が大きいと思われます。

「えっ電気代が上がるとなぜ家が寒くなるの」

電気代は10年前と比べ大凡の家庭で1~2割程度値上がっている事はご存じだと思います。つまり10年前のSプラン(今は廃止仕様)は一番寒い月の電気代(暖房費)が3万だったとします。すると同じ暖房しただけでも今は3.5万はかかります。すると心理的に暖房を控えるようになり、具体的には温度を下げたり、運転台数をへらしたり・・・・。無論そうなると以前より家は実際寒くなります。所がかかる暖房費=電気代が変わっていないので
「家が寒くなった」
と思う事になります。変わったのは電気代で家の性能は殆ど変わりません。樹脂系断熱材は経年劣化があるので断熱性能が25年で2.5割も下がる製品(現場発泡ウレタン)も有りますが、「緑の家」で使用される高性能フェノールフォームは25年で8%といわれておりますから10年では4%以下、更に使用割合で考えると1%です。値上がった電気代はどうにもなりませんので、快適さを維持するには高くなった電気代を払うことになります。但し10年前のエアコンならもしかして買替えれば多少効率があがり電気代が安くなります。

さて話題はかわりまして・・・

玄関戸が二つ並ぶ・・・不思議な住宅玄関ポーチですが木の感じがとてもよい雰囲気です。

所が・・・
私の判断ミスと図面記載ミスが重なり改善することになりました。忙しい時ほど気を付けなければならない事をキモに命じておきたいと思います。デザインと広さを優先し使い勝手等をその次に考えたのが間違いでした。

早速玄関戸を外して位置を修繕します。


厚さ6cmの玄関戸・・・よく見るとアルミの板が2枚挟まって構成されている。

「緑の家」はスエーデン製の断熱木製戸を使います。これが重さ30kg程度あるので戸を外すにも2人がかりです。判断を間違えたのでご迷惑を多くの人に掛けました。

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