カビが家の寿命を決める!その4

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現代住宅の木の使い方、建て方では通風するとカビが蔓延するので梅雨時から秋までは空調に限る!網戸はほぼいらない・・・と発信し、変人扱いされる浅間です。ですがどうしてもそう思うのです。

建築学会でお話しが聞きたい先生の一人。

最近、木とカビの事が頭から離れません。

書籍で有名なところというと・・・上の本・・・これしかないでしょうか。内容は文科省HPのカビのところに書いてある記載と全く同じ・・・文責者(執筆?)が同一者なのでしょう。

・・・

全部読みました(カビのところだけ)。
なぜカビのところだけというと・・・
ダニよりカビの方が強い生き物だからです。
カビが生えにくい環境ならダニは増えません。
ところがダニが増えなくてもカビが増える環境は多くあります。
よってカビを制すればダニを制するということです。

しかし有名な小峯先生※が編書された「ダニ・カビ完全対策・井上書院出版」でも当時がシックハウス対策の時期もあって、初期のカビ汚染しか書かれておらず建築材料の経年変化とカビの事は書かれておりません・・・。

ということでここで書かれていないカビと建築材料の経年変化が知りたのです。
※・・・小峯先生の学会での刃物のような切れのある質問や学生への叱咤激励が大好きでしたが学会では最近は殆ど見られないようで・・・残念です。

カビの生えた革靴。

さて・・・日本人にとってカビは致命的な現象です。

泥だらけになった靴があれば洗って履きますし、洋服も同じです。

ところが・・・

カビだらけの靴を洗って履く人は殆ど皆無でしょう。これはカビが生えるほどほったらかしできるいらない靴という事も理由に挙げられますが※、なんと言っても気持ちが悪い、臭い、取れない・・・身につけたくないというこ心理的な事が一番と思われます。※毎日履く靴はカビは生えない。ここに古来の習慣の毎日掃除という事が防かび対策と説明できる。

食べ物にカビが生えていれば直ぐにゴミ箱に躊躇もなく放り込めますが、多少日にちが経っていてもカビが無ければ思わず味見します(私だけ?)。

日本人にとって(多分北海道を除く)、カビは破棄直行の致命的な現象なのです。そしてそのカビ臭は誰もが体に刻み、覚えているあの匂いです。

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コメント

  1. オーブルの浅間です。 より:

    ju-suさん こんにちは。
    来週宜しくお願いします。楽しみにしております。
    >講義はとても厳しかったです。
    ということは学生時代に講義を聴かれたのですね・・・。そこにもびっくり!

  2. ju-su@ネイティブディメンションズ より:

    お疲れ様です。
    おっと、私が通っていた大学の教授じゃないですが、ひげもじゃの気さくな先生でしたが、講義はとても厳しかったです。ボルボの240ターボが妙に似合ってました。
    当時は、マンションなどの表面結露から発生するカビとビニールクロスの防カビ性能をとにかく研究していて、当時からカビと戦っていたのを覚えています。