福島駅。雪に埋もれた福島市は珍しい。仙台も10cmの積雪があった。
昨日から仙台に来ており少し時間があるので仙台駅でこれを書いております。
さて、
先日のブログでは東京はこの140年で18%も乾いているとの案内をしました。
こんな感じではっきりと東京の湿度が18%この140年で下がったと思われます。
更に1955年岩戸景気から東京オリンピックを挟んで1970年のいざなぎ景気までその下がり具合が急になった事がわかります。
そこでもう少し分析するために月別に解析します。
下は東京の過去100年の7月と8月の相対湿度と露点温度です。
各月とも相対湿度は下がっておりますが、露点温度は下がっておりません。よって・・・東京はこの100年で気温が少しずつあがり相対湿度が下がったのだとわかります。つまり空気中の湿気の量は全くかわっておりません。東京都心部では土の地面がなくなると同時に人活動による熱放出が増え気温が上がりやすくなったと思われます。
おまけに仙台市と新潟市の相対湿度と露点温度を調べると東京のように顕著ではないですが、同じような傾向がわかります。
つまり各気象観測点がある都市(田舎は不明)では、この100年で気温がわずかに上がっており、結果相対湿度が下がったといえるでしょう。