会津坂下の家 中間気密測定終了

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算定用床面積は300m2弱・・・。
大きい家だから気密処理部分も沢山あり、時間がかかる。

福島県で建築中の「会津坂下の家」の中間気密測定が今週行われました。

中間の気密はC値0.5cm2/m2です。

C値0.4以下を施工される性能の良い家造りされている工務店さんからみると、たいしたことがないと思われますが・・・

img_8873

中間気密測定は、ボード押さえがない不利の中で行われた。重ねに押さえが出来ないところはテープ処理となり、タッカー跡はそのまま・・・。

何しろ・・・

初めて本格的な高気密住宅を造ろうとしている建設会社さんでしたので、それを考えるとたいしたものだと素直に思います。

考えてみてください・・・。自分が初めて造った高気密住宅の時を・・・。

特に自分で造ろうと思ってのではなく、設計図にそのように記載されていたので、超が付く気密性の重要性を把握しないでとにかく図面通りになるように施工した・・・。それでもこのように一般的に言われる高気密既定値のC値1cm2/m2以下に施工する事が可能なのです。

全棟気密測定はしていないとか、C値1cm2/m2以上の隙間が多い家でも高気密住宅とよぶ大手ハウスメーカーは、この気密の点では論外です。

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ただ・・・

今回はすんなりではありませんでしたが、スタッフMの的確な指示と粘り強い打ちあわせでしっかり気密をクリアーする事ができました。

よく設計と施工が違う会社だと気密の精度なんて出せないよとか、気密施工を経験したことがない職人には無理とおっしゃる考えがありますが、私は全く逆で、施工と設計の会社が違うから妥協しない設計・監理責任と施工責任になると思います。

注文住宅の殆どが世界で初めて造る家です。初めてだからダメって事は住宅では殆どありません。しっかりした図面と現場のサポートが職人さんのやる気を後押しし、世界に一戸だけの家造りの性能目標を達成させます。

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