「て・こあ」でのある一日 九拾九 ゆき

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脱出ルートを造った後の「て・こあ」。 4躯のジムニーはさすがで、普通の4駆とは異次元の走破力。 深雪の中をぐいぐい動く。

先週末の寒波で「て・こあ」から土曜日にSOSが入りました。

金曜日の昼から降り始めた雪は、土曜日朝には50cmを超え、「て・こあ」の 「おやつ工房~ テ・コアエトロショップ グーテ・ド・ママン」さんの徹夜あけの朝と重なり、車が雪に埋もれて身動きできないとの事で、ジムニーで雪かきに・・・。

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亀にならなければこのくらいの雪でも問題ない。

確かにこの地にしては凄いどか雪で、準備が無ければ普通車は脱出出来ません。

雪かきすること1時間強・・・で何とかでられるようになりました。

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寒くて室内から写した雪景色。お風呂からの漏れた明かりで照らされる庭。

その夜は次の朝も同様になる可能性があるので「て・こあ」でお泊まり・・・。

薪風呂にも入り、そのお風呂場の照明で照らされた外の雪景色が

「温泉地」

のようなのでついうっとり・・・。

断熱材の「ダ」の字もない大正の古く凍り付くような寒い建物ですが、

石油ストーブ3台と薪ストーブで24時間燃焼で何とか暖かくなります。

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誠に美しい朝。 雪国には雪国なりの楽しみがある。ピカソの碧の世界のような光・・・。

日曜日には寒波が一段落して・・・時折青空も・・・。

でも気温は氷点下4度と冷え込むので、

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薪ストーブは深夜でも明け方まで3時間毎に薪をくべる。寒いけれどそれをしないともっと厳しい洗礼がある。明け方の冷え込みで煙突にできるつらら。

24時間稼働中の薪ストーブの煙突にもつららが・・・。

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偶然に出来る造形の美しさ・・・。

24時間薪ストーブと石油ストーブでがんがん浪費した暖房エネルギーは、無駄に空に消えずにその一部は美しい造形を造り出します。

つららが大きい家は断熱材がしっかり正しく入っていないので、暖気が屋根面から抜け雪を溶かし、それがつららになるから家の性能と問題がわかる・・・と30年前に北海道の人から習った言葉・・・。

確かにそのとおりで、この付近では一番大きいつららが「て・こあ」には出来ておりました。

人は不思議なもので、

「て・こあ」ではお風呂も凍えるくらい寒いのですが、

風呂上がりの「幸せ感」と、

多人数が七輪や生火を室内で使うことで、

家中24時間室温24度にオートコントロールされた自宅より深い満足感があり、

なるほど、

このような不自由さも時には(協力とその連帯達成感に)必要なのかもしれないと

想いました。

それも待避できる快適空間の自宅があるから思う事で、冬にベースとなる家は超高断熱の家がいいと改めて想います。

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コメント

  1. Asama より:

    コメントありがとうございます。

    和島北野よりもっと多くふる地域から見れば笑われるような量でも、普段なれていない地域は驚きますよね。白く和らいだお宮もさらに綺麗でしょうね。たしか一度見たことがある・・・ない?あれれ・・・記憶が曖昧です。

    早速検討したいと思います。
    ありがとうございます。

    • やすじい より:

      美萌沙と雪だるま創ったことがあるね。20cmは降った時です。懐かしいこと・・・・。

  2. やすじい より:

    岐阜も降って、前のお宮は真っ白でした。久しぶりの雪でわくわくしてましたが・・・。とてもジャありません、そちらの大雪さまには、敵いません。
    ところで、先日の8㎜フィルムのダビング機器。ここに紹介されています。よろしく。

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