「て・こあ」でのある一日 弐百六拾六
 夏の終わりとスズメバチ

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夏の夕暮れに薪風呂の煙・・・。古き良き昭和の風景。

「て・こあ」に一週間ほど滞在されていた管理者の友人が今日お帰りになるとのことで、昨夕は一緒に夕ご飯食べる事になった。

薪風呂の煙が立ち上る18時30分には既に薄暗く、秋になったことを感じさせる。
今年は雨が少ない梅雨だったので「て・こあ」周辺の「蚊」もとても少ない。

一方スズメバチは盛んに活動を行っており、一時お風呂の外壁内に巣を作った黄色スズメバチをお盆前に駆除した。

スズメバチの中で最もどう猛な黄色スズメバチの駆除は私でも行えたがこれはただ運がよかったため。

8月の始め頃まではここの外壁内に巣があった。

黄色スズメバチの巣への入り口は、外壁下部の通気層入り口だっが、その部分は犬走りがあったので 入り口から犬走りまで10cm程度。多くのスズメバチが一度犬走りにおりて歩いて入り口に入るのを目撃していたので、この部分にねずみ取り粘着シートを置けば働き蜂を捕獲出来るのではないかと考え、粘着シートを設置した。設置直ぐはそのシートに警戒して空中でホバリングして入り口に入っていった。これをみて
「頭よいな~、これは失敗か?」

と思って放置して4日後見に行くと・・・

日本トカゲには申し訳無かったが多くの蜂を捕らえた。こんなのに襲われたら死ぬだろう~。

30匹以上の黄色スズメバチが捕獲されていた。スズメバチは仲間へ警戒信号を発するといわれており、想像であるが最初数匹がシートに捕獲され警戒信号で更に仲間を呼び込んだような感じである。

この惨状上にある巣入り口は閑散としているのでこれはもしかして・・・

と恐怖を感じながら巣のある外壁を木で軽くたたくと・・・

普通なら数匹以上の見張りの蜂が飛び出てくるのであるが、一匹も出てこない。
強くたたく・・・出てこない。

ああー引っ越したか。

そう黄色スズメバチは引っ越しをする珍しいスズメバチの種。

この外壁部分は人が頻繁に横を通るのでここからどこかへ行けばそれはとりあえずOKなのである。一応周囲を見回して黄色スズメバチが固まっているような場所がないことを確認して胸をなで下ろして終わったはずだったが・・・・

なんと昨日、2階の屋根下に頻繁に出入りする黄色スズメバチを目撃。既に薄暗くなっていたので確認は出来なかったが、まああの場所なら普通は人が刺されることはないだろう。

駆除するだけでも数万円はかかるので様子見とした。

ただ、一昨年みたいにここまで大きくなるとちょっと厳しい・・・。

「て・こあ」の夜は更けていくが、昨晩と違い雨上がりのあとの涼しさを感じる。

もう秋が近い。

19時の「て・こあ」。既に夜の雰囲気。しかし「て・こあ」は絵になるなー。

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