やっぱり私には本質が大事・・・その2。

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この本は友人から薦められた書。ちょっと高いが数十年間車のノウハウが詰まっていると思えば決して高価ではない。

今、四輪の書を読んでます・・・。

全部を読んでおりませんが、納得出来る事の数々で車の本質を運転車側から捕らえている良い本です。

特に・・・

コーナーリング(曲がること)とレーン変更(主に高速道路)については考えを改めさせられます。この辺りは改めてご報告いたします。

又勘違いしていたと思われるのは、「風の運転の楽しさ」はシャープなハンドリング感では無く、多分・・・全体の操作バランスなのでしょう。

クイック感がこの車の楽しい条件と思っておりましたが、そんな単純なものではなく如何に安心感をもって真っ直ぐ走る事ができるか・・・がまず車の骨格があって、今の熟成したエンジンではパワーや装備などはその次の次であり、車は人の気持ちに忠実に答える事ができる骨格と操作設計(無論サスペンション含む)なのかが重要なのですね。

省エネ重視、スポーツ性能重視、ファミリー重視の如何を問わず、この本を一度手にとって頂けると、車選びとその運転に対し新たな新境地を得る事が必ず可能だと思います。著者は車が好きで好きで仕方無いからこそ本質が重要と訴えかけているのです。しかもサスペンションエンジニアなので理論的に・・・。そこが府に落ちます。

住宅も同様で、装備や設備が多大になり、換気や空調も大げさになっている昨今・・・

住宅=家ならその本質は何か?

家は家族の器という道具で、その家での生活が次の世代をつくる=子供たちを育む・・・と考えた時に、その子供たちがその家での暮らしが「楽しい」事が本質です。でも勘違いしないでください。「楽しい」って別に滑り台がある家では有りません。親が楽しく過ごせれば、子供も楽しいのです。

では子育てが終わった人がつくる家は?

やっぱり自分が楽しい家・・・ですね(笑)。何か装備やインテリアに拘ることも大事でしょうが、共に暮らす人があればその生活が楽しくなる家。そのベースが耐久性と経済的な冷暖房が出来、そしてメンテナンスで手が入れられる余地がある作り方・・・です。安全(耐震)性はどんな家でも設計者が最初に担保する性能なのであえてここでは申しません。
ベースの上には何が来るのか・・・?それは人それぞれで、私は他の人が何時も気兼ねなく来られて飲み食いできる「土間キッチン」かな~。

そういえば・・・

様々な車をお持ちのO様。私より先輩なのに・・・いえ、だからこそオープンカーをチョイス。

よく楽しい車として必ず挙がる候補がマツダのロードスターですね。確かに運転する事を第一に作られる車の代表です。しかも特別高価ではない所が凄い。

建て主さんのO様が昨年購入されて、事務所に遊びに来られました。とても楽しそうでした。

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