山形県上山市の「上山の家」の配筋チェック2回目

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大浴場・・・の響きがいいね。上山温泉らしいちょっと古い感じの旅館。

今日上山の家の打ち込み前の配筋チェックをしてきた。明日は朝7時からのコンクリート打ち込みであったが、変更になり8時20分・・・。でも流石に新潟から当日いけないので今日は現場近くの旅館に宿泊。先々週から明日までとても首が回らないほどの忙しさ・・・。メイルの返事をおまち皆様・・・しっかり考えて返信しますのでもう少しだけ猶予をお願いします。

泊まった旅館はちょっと大きめの旅館で、ありがちな増築、増築でできた段差解消スロープがある廊下・・・。これだよね、旅館は・・・。この迷うほど入り組んだ廊下が旅館の証・・・。

キターー。スロープで無理に繋がれた廊下と入り組んだ回廊廊下。

この雰囲気が温泉旅館・。

しかも月曜日の宿泊者は少ないのでこの人気(ひとけ)の少ない雰囲気もいい。

部屋にはプライバシーお構いなしの名前入り。これも日本的。

・・・

で、肝心の現場は・・・

何時も新潟で「緑の 家」の基礎配筋をしてくれる日新産業さんに山形県の中村建築さんからお声がかかり、上山市に何泊か宿泊して作業をして頂いた。

テントで覆われた中で丁寧に配筋がおこなわれ・・・

型枠が立ち上がり・・・

この地中梁を土間コンの下に埋め込んでこの上にキッチン土間ができる。キッチン土間の推奨ダブル土間コンクリート。

多分・・・ほぼ「緑の家」でしか見ることが出来ない・・・

ダブル配筋のスラブにフック付きせん断補強筋のある高基礎に加え・・・土間キッチンのための基礎地中梁・・・。

「緑の家」は基礎にここまでこだわるのこだわるのかーーー。

しかもスラブ筋かぶり寸法は捨てコンから70㎜のまさしく建築学会推奨の標準かぶり厚(Bグレードは60㎜で最低寸法)。

ほぼ平屋で作り付け車庫組み込みのため基礎面積は通常の家の倍以上となったので、明日は普通じゃ見ることのできない2業者さんによる同時うち込み。つまりミキサー車さんもポンプ車社さんも2セットで同時に行う・・・。こんな貴重な光景は動画に収めて後日ユーチューブにアップする予定。

高い基礎、しっかりした配筋・・・今回も五日町の家と同様に積雪1.5mで耐震等級3を取得した長期優良住宅。車庫までついて一部2階建ての構造難易度はCランク。

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