床下1.4mの中にある「緑の家」の全熱交換型セントラル換気システム。
こんな感じで設置されているので、
- メンテナンス簡単
- 誰でもできる
- 15年後の取り換え簡単
良い事づくめ。
欠点があるとすれば、
- 床下から2階までのダクトが4m分長くなる
ということ。
床に座ってゆっくりネジを緩め、フィルターを引き出す。凄く簡単・・・。
さて・・・この全熱交換型セントラル換気システムは空調設計と最後の風量調整が肝心。
設計では如何にシンプル、ダクトを短くまとめるかがポイント。
完成検査時に風量を調整する。
新鮮空気の吹き出し口は↓のようなグリルがあり、そのグリルを外すと・・・
黒い可変の絞りがある。これを操作して設計風量にする。
ある個室は殆ど全開として、
ある個室は随分絞って・・・。
この2つは同じ風量を給気しているが、ダクト長さと分岐の数によって圧損が違うのでこれだけの差がある。
最大「5」である風量コントローラーのダイヤルは「4」くらいで納まる。このくらいで納める事が基本で、ダイヤル「5」は風量アップ時の予備として余裕を残こす。
何時もの優れもの・・・サイクロンフード。
「緑の家」の床下はホントに良い空間だとつくづく思う。