関屋の家 完成2

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奇をてらった外観ではなく無難なデザインで、しっかりした家ということが感じられる窓廻り。

準防火地域という火災の類縁防止に対し厳しい制限を持つ地域。そのため窓種類が制限される。

夏仕様の関屋の家・・・日射を完全に防いで空調をする。

さて・・・北園町の家~続く、一本の柱の作り出す造形空間はこの関屋の家にも引き継がれており、今回は2階のホールから・・・。

関屋の家

どうでしょうか・・・。この緊張感ある一本の柱。

この一本の柱シリーズは続けていく予定である。

新町の家

北園町の家

関屋の家の全ての扉は杉の無塗装。

実は「緑の家」でも15年くらい前は全て杉の無塗装だった。だからしっくりこないはずはない。

下は2000年に設計した「石山の家」。扉をみてほしい。杉の同じ杉の無垢扉である。良いものは時間に流さず何時の時代でも溶け込む・・・。

18年前に設計した石山の家。杉の戸が標準仕様。

2001年設計の青山の家。杉の無垢の戸とAEPの壁、ヒノキの床・・・。「緑の家」定番の仕上げ。

何故無垢の杉の戸が少なくなったかというと、

10年前に採用した超高断熱高気密仕様がコストアップになっため、どこかコストダウン場所がないかと探して、それがこの杉の戸であった。コストが許せば是非さいようしてほしい仕様で有ると改めて感じさせられた。18年経ても価値が変らない杉の無垢の戸・・・「緑の家」の誇れる仕様である。

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