10年前に書いたブログ内での予言・・・
2004年に10年後の2014年には、市販される半分の自家用車はハイブリッド車になるだろう。電気自動車まだ先・・・と予言した。そして2018年には超高断熱住宅が主流になるとも・・・。
確かに2014~2016年にはほぼ半分の新車がハイブリッド車となった。超高断熱住宅は主流というよりようやく認知されたくらいか?
年間自動車販売台数をネットで一社 次世代自動車振興センターと自工連から作成。
2016年新車販売台数 | ||||||
普通車 (3ナンバー) |
小型普通車(5ナンバー) | 合計 | HEV・PHV車 | EV、FCV | HEV・PHVの割合 % | EV、FCVの割合% |
1,490,216 | 1,311,275 | 2,801,491 | 1,348,932 | 15,021 | 48.2 | 0.5 |
すると数値が物語る(貨物用も多い軽自動車は除いた)。
2000年頃に初代プリウスに乗っていた私からみれば、当たり前の事だったが、当時は電気自動車が10年後にはハイブリッド車を追い抜くとまで言われていた。しかし科学的な事を考えれば、電池の問題から10年後でも航続距離が200kmも満たない(当時は100km以下)車を地方では誰が買うのか?とこの結果ははっきりしていた。
ではこれからの電気自動車はどうか?
残念であるがまだ10年後(2027年)はハイブリッドとPHV車が主役であり、純電気自動車はまだ脇役であるといえる。今後航続距離を延ばせる電池または取り替え型電池システムが軌道に乗ればEV車の発展はあると思うが、そうで無ければガソリン車の優位性は変わり無い。
やはり炭化水素系のエネルギー密度の前には蓄電池ようなエネルギー密度の低い燃料では利便性が劣る。
もし急変するのであればそれは新たな蓄電池ではなく社会基盤の変化である。本当の人工知能が搭載された自動運転乗り換え型の配車システムが出来れば急変するが、そうなったっらそうなったでAIによる人類の終焉の可能性もでてくるのではないか。
全ての人は悪(どのように悪を定義するか難しいが)を少なからず内包しそれを理性で抑える。善と悪は表裏一体であったから人類の進化があったのではないか。もしAIが進化のために悪を取り入れたときに・・・AIの進化が飛躍的に加速するが人の破滅も同時に訪れるはず・・・と思う。