同じ家のエアコンを4年で2回目の交換する悔しさ。
8月24日のブログで東芝のエアコンが再びおかしいと伝えた。その時は「修繕は冬になってから」と建て主さんから返信があったが、先週の暑さでほとんど効かなくなったエアコンでは限界とのことで、先日修理依頼をした。
本日その点検を行ってもらったが、結局冷媒漏れとわかり来月に熱交換器の交換となる。何故1ヶ月先かと言えば、
現在修理がめっちゃ混んでいるとのこと。その口調から推測すると同じガス漏れ現象の多発らしい。
さて・・・
1年と8ヶ月前に新しい熱交換器に丸ごと換えたのであるが、それがやはり2年足らずで再び交換となる。この異常事態・・・。
「緑の家」の場合は6帖用エアコンの能力を生かし切る定格出力部分での使い方なので、ガス漏れ=冷房能力低下 が直ぐわかる。ところが普通の家で6帖用エアコンを8帖程度で使っていると、余力がありすぎて冷えるのである程度まで冷媒ガスが漏れないとガス漏れに気がつかない。気がつかないうちに冷媒保証期間の5年を経過すると保証が効かなくなり、大きな金額を修理(4万から7万)に払うことになる。そこで一般の使い方でも簡単にガス漏れかわかる方法をご紹介する。
用意する物は「非接触温度計」または「放射温度計」と呼ばれる温度計のみ。ネットで買えば2000円くらいから買える。この時倍率が1:12以下が使いやすい。
エアコンの設定温度を冷房で17度(最低設定温度)にして数分後に、室内吹き出し口の温度を測り、その温度が15度以上なら液漏れの疑いがある。通常最低温度で動かすと吹き出し口は10度以下になる。それが18度程度なら異常があるということ。ガス漏れはゆっくり進行するので原因の特定は運転中のガス圧測定となるが、これは専門家でないと難しいので温度を測るのがよい。
ある情報によると、この短期間ガス漏れは複数のメーカーで起こっているようで、メンテナンス会社はとても忙しい(儲かる)ようである。現在は東芝、パナソニック、三菱さんで頻発しているし、今後他のメーカーにも出てくる恐れがある。それは壁掛けエアコンに組み込まれる熱交換器は複数のメーカーが同じ熱交換器メーカーから買っている可能性があるとのこと(メンテナンスマンより)。
家の構造からエアコンが使えないと生死に関わる自体も今後予想される。冬期は寒ければ服を着増しすればまだいけるが、夏はどんなに暑くとも服を全部脱ぐわけにはいかない。冷蔵庫が故障してもコンビニに行けばなんとか食べ物は確保出来る。しかし自宅のエアコンの故障はその代わりがない(家)ので生死も左右するくらいの大事な機器になったとメーカーは自覚してほしい。
設計者にできることは以前申しあげたとおり冷房用エアコンのバックアップを計画すること、ユーザーに出来る事は消費者センターへの多数告発なのか?・・・である。
コメント
Y.M様
たった2年で冷媒が漏れるエアコンって・・・
一体何だろうと思います。設置費だって高いのに・・・
ふ
ざ
け
る
な
ですね。
そういえばエアコンの保証開始年は設置してからとの話もありますが、そんな交渉もばかばかしく思えるようになりました。
東芝製エアコン(BDR)を2008年度に3台、2009年度に3台、2軒の家用に購入、設置しました。
10年間使ってロボットの故障(多発)、室内冷媒器の故障(3回交換)、他色々。延べ20回の故障に苦しめられました。家電量販店の10年保証でなんとかしのぎましたが、10年間で室内熱交換機の交換を3回(2回は同一機種でした)、10年超えての故障も相変わらずで、昨年夏には室外機の回路基板の故障。(修理依頼しました)昨年12月には相変わらずの故障2件、➀掃除ロボット故障1台、②室内熱交換機のガス漏れ(2件の故障。)➀のロボット故障は2万円くらいの修理費用でしたので修理を依頼、熱交換機の修理は5万円超えと聞き新品購入を検討、此方の1台分、冬場は我慢でしのぎましたが、、、当然今年の夏は絶対に危険と考えまして、他社製のエアコン2台を購入して今年2020年5月22日に無事交換しました。
10回目の故障が発生した際、(確か金曜日の夕方)東芝のCSセンタ担当の女性に大クレームを言って修理の対応を至急に対応する様に叱りつけました処、その受付の女が切れて『修理対応のご連絡は月曜日に成ります。それから修理の日付けを決めますので、恐らく水曜日以降に成るかと思います。』と捨てセリフ。その週末は40℃近くの屋外の気温が予測されており、2階を1台の4kWエアコンで賄っている事が仇と成りました。
過去の修理履歴から、サービスマンの携帯電話番号を知っておりましたので土曜日に連絡しました処、日曜日に駆けつけてくれましたが故障の多さもさることながら会社としての受付の対応の悪さには2度と東芝製品はLEDランプ1個たりとも買いたくないと言う気分にされました。(今でも変わりません)
単純に東芝エアコン故障と言うキーワードで此方のサイトが分かり、やっぱり東芝エアコンは不良品、粗悪品だと言う事が大変に良く分かりました。
吹き出し温度だけで?
素人ですか?
吸い込み温度と吹き出し温度の差が肝心なのでは?
吸い込み温度が30度なら、吹き出し温度は20度以下。設定温度は吹き出す温度を下げる目的では無い!
空調屋です。
Asama様、空調機の知識、技術経験おありでしょうか?当方空調屋として開業しておりますが、Asama様の仰っておられる内容は間違いが多々ございます。
家庭用ルームエアコンは、吐き出しの空気温度ではなく、吸い込み温度と吐き出し温度の差が重要です。
真夏の気温下で本当に吐き出し温が10度以下になってしまったら、エアコン本体の異常結露で使い物になりません。
ガス圧についても、現在ルームエアコンに充填されている冷媒は温度による圧力変化が大きく、室内機での熱交換量も大きく影響してくる為、我々でもガス圧はあくまでも目安として考えており、相当な冷媒不足でない限り、ガス圧のみで冷媒量を判断するのは、ほぼ不可能です。
こんにちは、2015年東芝製エアコンの効きが昨年より悪くなった様な気がして悩んでいます。(これは確かなデータがあるわけではないですが…)
先日メーカーのサービスに見に来てもらったのですが、吸込み温度28℃に対して吹き出し温度14℃で十分正常といわれました。
もう一台の2015年三菱製エアコンは同条件で吹き出し温度は10℃以下まで下がるので、おかしいのでは?と聞くと、200V電源のものはそこまで下がるが100Vはこんなものです…と言われ、本当?と思いつつもそれ以上何も言えず「異常なし」で終わってしまいました。
それくらい冷えていれば、正常範囲なのでしょうか。
Y.S様
コメントありがとうございます。
そのSEさんの返答には問題があると思われます。
まず冷媒圧力を測っていましたでしょうか?もし測っていて数値も正常値が○×から△□の範囲で☆だから問題無いと言われるならまだしも、吹き出し温度だけ測って14度で100Vだから問題無いという事はありません。特にこの頃の東芝エアコンはNG率が66%以上とこちらではなっておりますし、正常なら100V機種でも10度以下になります。
圧を測っておらず心配であればもう一度呼ぶことをお勧めします。圧測定しても数千円ですから気持ちが引っかかるなら依頼してください。
こちらでもこの問題が明らかになるまでは同じような事を言われておりました。
こんにちは。
大分時間が経ちましたが、先日、再度メーカーサービスに見ていただきました。
昨年の点検以降、温度計を購入して吹き出し温度を常時計測できるようにしたのですが、今年はとうとう吹き出し温度が23℃までしか下がらなくなり、梅雨時期に入る前での再依頼でした。
結果、SEさんからもスローリークの可能性があるというコメントがでて、来週、熱交換器を取り換える事になりました。アドバイスありがとうございました!
なお、ガス圧測定結果は正常範囲内)と言われていたのですが、いくつ以下が異常かの知識もなかったため、「そうですか」としか言えない自分の無能さが悲しかったです(横からガス圧計をのぞくと1.0MPaくらいでした)。涙
SEさんによると、「最近の高性能機種はガスが多少漏れても自分で圧調整をするので、ガス圧を見ても分からない場合がある」とのこと。そんな事あるのでしょうか。
また修理の結果が出ましたら、参考のため報告させていただきます。
Y.M様
コメントありがとうございます。
>来週、熱交換器を取り換える事になりました。
それは良かったです。もやもやしているときが一番心に悪いですよね。SEさんも会社に雇われた会社員ですから、会社からの指示があれば正しいことが言えません。
熱交換機をかえて正常になれば又がんがん10度以下に冷やして湿度が下がり快適な夏をお過ごしください。
室内熱交換機の取り替えが終わりましたのでご報告です。
機種は2015年東芝SDRシリーズですが、設置が2017年11月で実質使用開始は2018年6月から。吹抜け上部設置でほぼ冷房・除湿専用です。
室温 吹き出し温度
2019年9月 25~29℃ 10~16℃ (SE 吹き出し14℃で正常判定)
2020年5月 27~30℃ 19~23℃ (これでもガス圧正常、笑)
2020年6月 修理後 25~28℃ 9~14℃
体感としては、2019年夏は何となく効きが弱くなった印象。2020年5月には「こりゃダメだ」という状態。修理が終わった今は冷房も除湿も非常に快適です。
取り外した熱交換器を確認したところ、アルミフィン部には冷媒漏れ跡はありませんでしたが、サイドを覆っている鉄製ブラケットと銅管の境界を中心に、鉄製ブラケットがかなり錆びていました。おそらく鉄の表面処理がまずいために鉄と銅で電食を起こし、発生した赤錆で今度は銅が腐食(孔食)を起こしてそのピンホールからガスが漏れているのではないかと思います。
使用2年(もしかすると1年で)このような錆び方をするのは、ハッキリ言って形状もしくは材質選定の設計ミスですね。図面に対して実際の部品(鉄ブラケット)の表面処理がきちんとされていない製造不具合の可能性もありますが、この構造とするのであれば表面処理が命なので、もっと性能・品質の安定した表面処理を採用すべきです。
私は仕事で錆の評価をしていたことがあるので、どうしても厳しい口調になってしまいますが、近年稀にみる低品質な問題事例だと思いました。
SEさんに、交換した部品は何か対策入ってるか聞いたのですが、特にサービス情報は出ていないとの事。また2年後くらいには同様の状況になるのではないかと思うのですが、メーカー保証期限は今年で切れるので次は買い替えるしかなさそうです…。涙
長文失礼いたしました。
2014年7月設置のわが家の日立製エアコンも5年を越えましたが28℃設定で8℃~20℃と冷えています。
内部・外部センサー付き温度計をエアコンの上部近くに掛けて、外部センサーは吹き出し口の中、上下方向板にテープで固定しています。除湿するために冷媒がどれくらいに下がっているのか目安にしています。
Hayashi様
コメントとメイルありがとうございます。
Hayashi様の日立エアコンは問題無いようですね。良いことです。
5年経過から考えると拙宅のエアコンの一つ前の機種でしょうか。
今のところ7年前の物は東芝さんを除いてガス漏れが私の範囲では報告がありません。