床下用エアコンで日立製初のスローリーク(冷媒漏れ)故障

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
冷媒が漏れ出ると冷媒中の潤滑油染みが残ることが多いのですぐにわかる。

2年間にお引き渡しした「緑の家」で、床下用に使っていた日立製のエアコンで正式に初のスローリークによる故障がおきた。床下用以外では過去何度もあるが・・・。

応急処置は当然だが、交換に半日はかかるのでオーナーさんには負担が大きい。

発覚したのは先月くらいの床下用エアコンを本格的に使用しはじめた時に、全く暖かい風が出てこないことを不思議に思った建て主さんが、工事した電気屋さんに連絡をしたことである。その連絡を受けて当初私は過去におきた室外機でのコンプレッサーか基盤の故障だとおもった。しかし実際はスローリークであり、その機種は令和2年度の旗艦機種で末尾Kと比較的新しい。この機種を使っている「緑の家」も複数有り、今後は注意が必要。概ね2年と5ヶ月で壊れているので、完全なメーカー保証範囲であるが、床下用として床上500mmの壁に設置しているので、メーカー推奨工事範囲とは少し違う。当然スローリークがその位置だからおきたのではないため問題なく無償修理となるが、冷房をあまり使わない機器で冷媒がゆっくり抜けるスローリークとは・・・しかも2年・・・残念である。

再熱除湿は使うが冷房はほとんど使わない機器でのスローリークにはショックを受ける。

エアコンだけでなく家電商品全般にいえるが、近年の家電は大変壊れやすい。買い換えをさせるために設計寿命を短くしているのだと思うが、消費者からみればエアコンや冷蔵庫、洗濯機など高額で且つ自身では運ぶことができない重い家電は、やはり長寿命で使えた後に、そのメーカーから再び購入する気持ちになる。

今後住宅もそのような発想(30年以内建替え推進)であからさまに造られるのではないだろうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. 九州の日立エアコンユーザー より:

    はじめまして。私の自宅では日立のエアコンを新築と同時に設置し、
    3年間で4回トラブルが発生しています。いずれも保証に加入していたので無償修理だったのが不幸中の幸いです。
    1・2回目は室外機からの異音で部品交換により対応。3回目は今月初旬に暖房が効かなくなり業者さん判断により室外機の部品交換で12/13に治ったものの、12/25に再発。
    再度業者さんに見てもらったところ、本記事にあるようなスローリークでした。
    室内機から油脂の漏れがあったのと、業者さんからも室内機側の故障ですとの報告があったので間違いないと思います。
    日立の再熱除湿を気に入っていたのですが、極めて残念です。