築130年のotomo vie cent リノベ その29 蒸し雨

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週末から週初めにotomo vie centアトリエ棟では強い雨が時折打ちつけた。

蒸し雨・・・とは、いやになるようなうだる雨降りのことと家族内では一致している。

otomo vie centのアトリエ棟の2階の住処では、この梅雨時期にペアガラスが曇っている。これは窓ガラスの外側で結露しているのである。

RH(相対湿度)96%で露点23度とはまるで入浴中のような外気。雨だから仕方ないが・・・。

当日の外気をIphoneの標準天気予報で見ると、RH(相対湿度)96%で露点温度23度。つまり23度以下の部分では結露が始まる。こんな空気は先進国では日本が唯一であると言ってよいほど蒸す気候帯。

otomo vie centのアトリエ棟2階の住処は乾いてさらっとして気持ちがよい。当然エアコンで24時間空調中。温湿度計はSwitchBot。デザインもシンプルで真四角と洗練されており好みである。

ここの住処は除湿ONでひんやりしている環境が好きなので、22度でRH(相対湿度)54 %と乾いているし22度しかない。外気はわずかな23度で露点だからいくらペアガラスとはいえ1度くらいは下がり表面温度23度なのであろう。よって窓ガラス外で結露している。このような梅雨時の雨降りで湿度が高い日を、大人は蒸し暑いというが、娘が小さいころこの「蒸し暑い」という言葉の「蒸し」が「とても嫌な」とか「ひどく嫌な」とかの意味としてとらえており、この季節の雨降りでも強くひどく嫌になる雨の時には「蒸し雨」と呼んでいた。確かにこの梅雨時のガラスが曇るような雨は「蒸し雨」でありいいえて妙である。

上の写真のとおり最近私が使っているのはSwitchBotの温湿度計であり、今日からその表示アプリがバージョンアップしてなんと絶対湿度は無論露点温度、さらにはVPDまで表示される。中華製でありそれで使う事を躊躇した時もあったが、数年で一躍ウェブで操作するリモコン機器のメーカーとして有名になってきた。日本のメーカーもこのような商品を作れば売れるのに・・・日本のIoTスピードは遅すぎる。

左表示は離れ棟に設置した温湿度計。右表示はアトリエ棟2階の温湿度計である。クリックすると絶対湿度が表示され、左は窓開け通風して19.02g/m3に対し、日立のエアコンX28Jで空調中の右は9.81g/m3と半分以下の湿気量。
クリックするとこの画面が現れる。こんな簡易な温湿度計でも時代は露点温度の用途が多いのだろう。

そしてこんな蒸し雨の日には・・・

蟻塚(蟻道)から顔を出す白アリ。

白アリさんが活発に活動する。otomo vie centのアトリエ棟の1階床は全て土間コンであるが、作業小屋が故に薄いコンクリート床はひび割れがありそこから白アリさんが上部に木がある事を信じて蟻塚(蟻道)を空中に伸ばす。

古い作業小屋なのでコンクリートも薄いのだろうか。
黄色い蟻塚だったところを手で触れると簡単に崩れ中から白アリがこぼれ落ちた。

自然豊かで土間コンの下に木でも埋まっていれば白アリが普通にいるのがotomo vie centである。これで雨漏れがあれば容易に上部の木まで食い始める。しかし上部木(家の土台から上の柱など)に対しいつも監視していれば特に怖いこともないのがヤマトシロアリでもある。

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