昨日茨城県に建設中だった鹿嶋市の家のお引き渡しをおこなった。そして10回も通っている鹿嶋市だが初めて日本3神宮である鹿島神宮にスタッフと共に参拝する。
いつものことであるが、私は県外で工事監理に伺う時に有名なスポットがあっても素通りする。工事監理に伺ったときは工事監理に神経を使うので、そんな疲れ切った時にする寄り道が苦手。昨日の午前中に鹿嶋市の家の引き渡しを終え、ようやくほっとして気持ちも緩んだので鹿島神宮に初めて一般参拝を行った。
鹿嶋市は山らしきところは全くなく丘程度の起伏があるくらいだが、この鹿島神社の境内は深山の森のごとく別世界となる。まず驚いたのが・・・
桜門をくぐる前にあるこの大きな杉の木に違和感を覚え真下から見上げて見ると、
木の途中から別の木が生えているという不思議な光景。だから杉の樹形ではなく違和感があったのである。
次に拝殿奥に見える本殿は緑色と朱色、そして金色で飾られており流石武将の大神らしい力強さと華やかさ。
最後は本殿からさらに奥へすすみ奥宮の奥左道に沿って下ると、御手洗池がある。毎日40万リットルのわき水がでるこの池もとても神聖な雰囲気。
倒れている木がまだ元気で池を覆う。その陰と線で鳥居を覆い水面に深い陰となり複雑な模様となるが、水は澄み渡っているので目をこらすと底まで明瞭に見える。
とても印象に残る参拝であった。