本所リバーサイドの家 完成②

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長期優良住宅認定 耐震等級3(積雪1mで地域係数Z=1※にて取得)
断熱等性能UA値0.26w/m2k 等級7
完成気密性能 C値=0.2㎝2/m2
マキシオン太陽光発電6.4kw設置
※新潟県ではZ=0.9が一般的であるがZ=1とすることで地震に対し10%強くなる。つまり耐震等級3の10%増しでの取得。

チャンピョンシップホワイトを纏っている。

この車知っていますか。

先日の見学会の時に敷地内に止まった車がとてもよかったので、撮影させて頂いた。

50年ほど前のシトロエンCXを思わせるようなリアホイールスカート。これは純粋に空気抵抗を少なくするためにデザインされ、ボディーはオールアルミで車重は850㎏以下。今の軽自動車より軽いハイブリッド車(軽ではなく1L+モーター)。つまり重いバッテリーを積んで尚この軽さを維持。最近では街中でなかなかお目にかかれません。

さて本題である。

一般的に写真撮影は部屋の照明を点灯して行われることが多いが、今回は点灯しないで撮影している。これはやはり「素」の感じをお伝えしたいからで、できる限り普段の見え方が大事だと思っている。

照明全OFFの光の感じ。但しご入居時にはカーテン等がとりつく。
空間に対してオーバーなくらいの窓が計画。このためコールドドラフト対策も念入りに行っている。床の穴はコンセント。

撮影日は晴天で強い太陽光が降り注いでいたので、この窓で覆われた家族の間では異常な明るさでふと床を見ると、色が養生シートで変わってしまっているところを発見。

窓下の床を見る。コールドドラフト対策の床吹き出し口と床の色違い。

この色の原因は紫外線。床を貼ったのが撮影日から概ね60日前で、色がピンクのほうは養生シボードがあり、黄色いほうは養生ボードがなく薄い紙のみであった。それでこの紫外線焼けとなった。しかし・・・しかしこの床の前の窓ガラスは日射遮熱型のペアガラスで紫外線カット率は82.9%もカットしているはずがこんな感じで紫外線の影響を受ける。これがさらに紫外線の透過が高い日射熱取得型ガラスだとこの1.8倍程度の影響を受けるので木や人には辛い。

24.8度RH(相対湿度)48%と冬季も含め一年中を通してこんな温湿度になるのだろう。

また・・・この日は9月29日だから、実はまだ冬季といえるの3月上旬の日差しと全く同じである。そして室内温度は25度程度なので、ちょうど3月初旬の室内の再現とおもってよい。

「緑の家」では日射を入れにくくしてある遮熱ガラスをすべてに採用しているので、この南側の窓ガラスも遮熱ガラスで日射取得率は47%と半分以下に抑えているが、それでもじりじりと暑くとても窓際に座っているのは難しい。もしこのガラスが日射取得型ペアガラスなら日射侵入率は65%を超えるのが多く、概ね1.4倍ほど日射が入ることを考えると、やはり私は室内に日射を入れない日射遮蔽型のガラスを採用する。

実はこちらの吹き抜けの上部の窓ガラスは2か所は、ペアガラスからトリプルガラスの日射遮蔽型に途中で変更している。このことで日射侵入率は他のガラスの47%から32%まで下がり比率で32%も追加で熱をカットしてくれるので、簾を設置しなくとも何とか過ごせるところまで下がってくる。このことは歳を重ねたときに吹き抜けの歩行設置が必要な場所のため、簾の設置が不安に感じたときにも、簾を無理に設置しなくともよい計画になっている。ここでも「緑の家」は20年後を見据えた「無難な」ガラスの選択だと思う。

吹き抜け上部のガラスは紫外線カット率95%でかつ日射熱も68%カットしてくれるガラスに途中で変更。

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コメント

  1. Asama より:

    mtk様

    コメントありがとうございます。
    その後いかがでしょうか。今年も暑かったと思いますが、南の大きな窓でも無事乗り越えることができましたでしょうか。子供たちも大きくなったのでしょうね。

    >若干、購入候補になった思い出があります。

    ですね。2人乗りですから趣味性が大きなウエイトですねー。
    私は当時プリウス一択でしたから当時「そうなの」と思っていましたが、いま考えるとやっぱりこの割り切りが凄いと思います。

    • mkt より:

      返信ありがとうございます。
      夏は窓に簾で問題なく過ごしております(もちろんエアコンも)。暑いと思う事はないですね。あまり寒がりがいませんので26.5〜27度、相対湿度50%前後で快適でした。
      どちらかというと簾を外す時期、秋春の方が暑さを感じます。
      今年も冬はオーバーヒートを上手く使いつつ、おそらくあまり暖房を使わない生活です。
      子供たちは元気ですよ!すくすく大きくなっています。

      家族が増えるとクルマの選択肢も狭くなり、クルマ好きには厳しいですね。そんな中去年から中古AT車ですが某国のライオン車になってドライブ楽しんでおります。
      お忙しいでしょうがご活躍楽しみにいつもブログ記事拝見しております。どうぞ十分、ご自愛くださいませ。

      • Asama より:

        良かったです。

        大きくなった子供たちに会いたいですね。otomo vie centも今年には何とか土間を打って形にしたいと思いますので、来春には宿泊もできることを目標にしておりその際は是非お泊りに来てください。お酒でもご一緒にできると幸せです。

  2. mkt より:

    HONDA INSIGT(初代)ですね。もうほとんど見なくなりました。当時はハイブリッドなのにMTも選べる!と若干、購入候補になった思い出があります。
    写真を見て家族の間のエアコンの位置に驚きましたが、コールドドラフト対策はこのエアコンもかねているのでしょうね。お掃除も手が届きやすそうで良いですね!