長野県青木村のコンクリート打ち込み

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コンクリートの受入検査を行ってから打ち込み開始となる。スランプはいつものように15㎝以下。

上田市のホテルを朝7時15分に出発し青木村に向かう。昨夕はホテルまで夕方の渋滞で1時間弱ほどかかっていたが、朝は逆方向になるので25分くらいでついた。

昨晩の修繕が終わっているかの確認をする。打ち込み作業の人数は規模にしては多いが、若干の手直しがあったのでこのくらいでよい。

青木村の家ではコンクリート製の階段のため、差し筋が突き出ている。

打ち込み前の掃除もしっかりと終っており、今日は相当早い時間から作業を開始していたのだろう。

木槌で型枠をたたきながら気泡を抜く。

昨夜の雨もあがり打ち込みには最もよい曇りで気温も20度前後。運搬路が狭いのでミキサー車は4トン。一般の住宅基礎の倍の容量となり、すぐになくなるので列をなしてくる。

いつも通り呼び強度33でスランプは15という高品質コンクリート。

ところで・・・

ホテルから見た上田市は新潟県の長岡市と同じくらいの規模の都市であるが、ホテルから見ると山に囲まれていることがわかる。

手動でパノラマを作成したので見難いが、水害の多い南側を見る。

少し前に長野市でおきた水害が思い浮かび、上田市のハザードマップで調べてみると、上田市でも中心地が5m~10mの水深地域になっている。これを見ると危うい都市に見えるが、上田城があったところは水害がない白い色、また北国街道のある旧城下町のほうも0.5mの水深地域(黄色部分)。つまり水没地域となっているところには従来住宅や建物が少なかったと推定でき、今の水害が大きいところは後でつくられた駅を中心とした区画になり、千曲川の北側は商業地域となっているが千曲川から南側は商業施設も多いが住宅地も多い。

上田市のハザードマップ

このように地形を読み取ると複雑な気持ちになる。

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