春から工事が始まった熊本の家の完成が近づいている。このため完成前のラフチェックを行いに伺った。
今回は30日前から予定を組めたので狙って予約した座席では富士山を見ることができた。この季節空気が澄み天候も冬型でなければ遠くまで視界は良好となる。
冒頭でもお伝えしているが、熊本市では板金工事が高かったので途中で仕様変更して外観の3/5をガルバニュームから杉の外壁に変更している。当然確認申請も変更手続きを行っている。
最近はこの白い外壁と木の色、そして明るいグレー系のコンクリートの素地色の組み合わせが気に入っている。今回はコストの理由でこの明るいグレー系のフレキシブルボードになったが、木の外壁時にも積極的につかっていきたい(これは新津の美幸町の家からである)。フレキシブルボートはケイカル版とは違い、とても固く水濡れに大変強い。そのためコストもケイカル版の数倍と高価だが、ガルバニュームの値上がりから板金仕上げより安価になるのでよいと思う。
さて熊本の家の中間気密測定であるが、
上のとおりC値0.1㎝2/m2となりこれ以上求める必要のないレベル。C値は0.4以下ならほぼ同じだと私は考えているので特段特別ではないと感じるが、高気密施工なら少ないほうがより良いことも事実なので良い結果に素直に喜ぶ。気密シートで行う本格的な高気密施工と伺っているのに一度でこの数値。流石に施工が丁寧なヤスダホームさんである。