築130年のotomo vie cent リノベ その68  薪ストーブの天板拡張

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先日の定休日にotomo vie centでの薪ストーブにオリジナル天板を載せた。

本来の形は細長いクラシカルな形で天板部分は30㎝弱の巾と狭い。

元々の製品が上のように細長い薪ストーブですが、このままではヤカン1つと鍋が載るくらいで料理するには少しものたりない。そのため折角のストーブ料理が同時にできないばかりか、直接鋳物の天板に載せるため暖まった料理には火力が強すぎる場合が多い。そこで下のように一枚天板を重ねて設置することで両解決する。

天板は45cm×45cm拡張し大変広くなった。

もう13年使った「て・こあ」の薪ストーブは鉄板製なので立ち上がりも早く、また天板の温度調節もタイムリーにでき、しかも広い天板面を持っていたためストーブ調理がとても楽にできた。

「て・こあ」にある薪ストーブは小さな機器の割に天板が広く料理がしやすかった。しかも燃焼方式が合理的で火の立ち上がりと弱め。

そこでこの鋳物製薪ストーブに追加で天板を載せる事にして、天板面積45㎝×45cmまで拡大し純正の1.5倍ほどの面積を確保する。

黒光りする黒皮状態に近いスチールは素材として大変美しい。しかし今後熱を加えさびが発生しやすいので、シーズンオフに耐熱黒塗装をする予定。

素材は普通に販売されている平板で厚さ3.2mmをチョイスする。本当はこの上の厚さで行いたいところだが、重くて管理者の細手では取り外しできなくなるので軽い3.2mm厚とした。つまり取り外しする事が前提で、料理をしない時は外しておく。

広くなった天板にヤカンを置くとその広さがわかる。
天板は厚さ3.2mmで足は16φの鉄筋丸棒を溶接。白い矢印部分が製作した天板とその足。色は黒皮とストーブの黒塗装がほぼ同じで一体に見える。
天板と足はMIG溶接を行った。
足の先端は不陸吸収のためアジャスター代わりにM10ナットを溶接しボルトで受ける。

置くだけの鉄製天板だが、本体も鉄とはいえ鋳鉄で鋼板より錆びにくい性格をもつが、不純物も多いはずなので電蝕等で何が起こるとも限らない。また天板も凸凹して熱があまりにも伝道しにくくならないように間にアルミ薄板を挟んでいる。アルミは熱伝導率も鉄の4倍以上高いこと、および柔らかいので表面の凸凹に追随しやすいこと、さらにイオン化傾向で鉄よりわずかに大きいことで鉄を守る性格があるのでパッキンには良いはずである。

矢印の間にアルミの薄板を挟み熱伝導を改善し電蝕対策をする。

木の加工は慣れているが、溶接で特にMIGは初めてに近い初心者で学生以来の事なので少し練習を行った上で作業した。それでもいつも現場で見る波状の綺麗な模様とは皆無の仕上がり。今後は鍛錬をして思った通りにできるようになりたい。木と違いスチールの溶接は継手仕口が数倍楽で面白い。感電とやけどに注意すれば、丸のこ操作より安全かもしれない。

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