otomo vie cent リノベ その17 杉伐採   

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樹齢60~70年の杉を伐採する。比較的陰だったので直径は450mm程度。

otomo vie centの敷地では庭に杉が多数生えている。田舎ではごく当たり前のことであるが、市街地では考えられないことだろう。その木が樹高20mを超えてしまい家に陰をつくり、落枝でメンテナンスがやっかいになるので伐採することになった。

樹高は20mを超える木々は6階建てビルに匹敵する。

当然これは私の奉仕では出来ないので管理者さんが業者さんに依頼している。とは言っても、業者さんは町で活動しているNPO法人であり、金額的には比較的安価である。現在の一般的な伐採料は杉の木20m物を5本切れば30(50)万以上かかるとのこと。異常なほど高額な現在の住宅地の伐採料。

otomo vie centの裏庭は今こんな状態。

杉の木は住宅では最も身近な木である。従来住宅では至る所につかわれてきたが、最近では使われるところが下地材や一部構造材そして合板の原料である。無垢材としてそのまま使われることは少ない。これは寂しいことである。

本物の木の3つが組み合わされる今朝白の家の光庭窓部分。ナラの床、杉の枠、ヒノキの床。贅沢な仕様である。

「緑の家」では標準の杉の窓枠や戸枠・・・。この巾240mmの木を取るのに樹齢60年以上はあたりまえである。小さな木からはこのような幅広の無節の枠材はとれない。そんな事を知らなくても、この枠を見るだけで「豊かな家」であると実感できる。

木目は人の指紋と同じで同じ物が一つもない。だから引きつけられるのであろう。

otomo vie centの杉の木もこのくらいの造作材がとれるのであるが、運び出し、乾燥、製材するとコストが合わないので、タダでも持って行く人はなく、逆に廃棄処分代を払うことになる。仕方ないので自家利用の薪にするだけ。勿体ないが日本の戦後の施策で好き勝手に様々な場所に植林した事が原因であるから止む得ない。

切り倒した翌年には周辺でキノコが生える。分解され次の世代の栄養になるのだろう。私は家の寿命は60~70年にしたいと思っている。今回の木の伐採期間と同じであることは偶然であるが、きっとこのくらいのサイクルが良いのだろうと感じる。

その薪の一部は調理用のストーブとしてつかわれるので、そこでつくられる料理も想いがはいる。

お湯を沢山沸かして、湯煎用や山菜の下ゆで用、大量の料理につかうアルマイトの大鍋・・・昭和では見慣れた風景がotomo vie centでは普通になっている。

びわも急に大きくなってきて、夏が始まろうとしているのに気温はまだまだ低め。ハチの活動も今年は消極的である。

所で・・・先日換装した風のタイヤ&ホイールの感想であるが、ハッキリ申し上げると以前のタイヤとホイールの組み合わせのほうが好みであった。新しいこの組み合わせは、まっすぐ走ることは前よりよい。小さな轍にハンドルを取られ時折直進に不安をおぼえた以前の組み合わせより、安心して高速道路を運転できることは間違いない。しかし、ハンドル切った時の感覚は以前のほうが鋭くて戻りもないニュートラル感が良かった。しかもフル舵角時に車体が上下すると僅かにタイヤハウスをこする音が聞こえる時がある。タイヤが少し摩耗すれば音がなくなると思うが、本来ならホイール巾が1インチ小さくなったので、擦るはずもなかろうとたかをくくってしまった。

以前のタイヤ&ホイールはオークションで売り既に手元にはないが、今回の新品ホイール購入費より中古のほうが高く売れたので納得はしている(それだけ元がよかったのだろう)。

国産RAYSで探したが時節柄か納期未定ばかりだったので即納のエンケイ製のホイールとなった。

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