21日の春分の日は月曜日・・・。ということで「て・こあ」で作業・・・。
1月の↓のブログで
食器棚の扉が完成した時に再びご案内すると申し上げていた食器棚・・・
その後完成しております。
なかなか渋い・・・「て・こあ」に似合う食器棚です。
それもそのはず・・・
使っている戸は「て・こあ」で竣工時に使われていたと思われる戸を再利用しました。
この面は実は室内側だったほうで、
この扉の裏が本来外に向いていて表だった面です。
アップにすると・・・
とても綺麗な木目で、使い込まれそして紫外線にさらされたせいで、所謂「浮造り」状態の杉材です。これは流石に時間が造り出す芸術・・・ホント綺麗です。
ですが「て・こあ」の管理者は、この面を隠すほうにしました。
よく考えてみると確かにこの方が使い勝手は上で、どの位置にも取っ手代わりの横残が入り使いやすい。今度このデザインをまねて「緑の家」の戸に採用してみようと思っておりますが、既に以前の巻の家で作っておりました。
内側に桟木を配置した戸で、今から14年前の2004年に完成した巻の家です。写真の画質が悪いのはコンデジ(NIKON E950)の性能が悪いためで、あまり綺麗に写っておりませんが、雰囲気は伝わるでしょう。
扉は全て切り詰めて組み立て直しておりますから、一部はこのように白アリに食われ放題のまま。無論白アリは数十年前にいなくなっており特に使用上問題はありませんが、組み立てるときに白アリの蟻道にビスが導かれ真っ直ぐに打てないことには困りました。
杉材は新潟県ではとても重宝な材料で、この湿気の多い平野部や山下でもカビにくいのが特徴です。管理人と私はこの「て・こあ」では杉に恋をしてしまったように、各部位に使い続けております。
食器棚の御礼に魚を焼きました(笑、普通はご馳走になるだろう!)。
そろそろ終わりの鰰。六匹100円という破格でしたが味は・・・囲炉裏焼きはおいしいですね。ご馳走様とこの「て・こあ」に感謝。何しろ杉という素材を再認識させて頂きました。
あっ・・・因みに「緑の家」では20年前から杉材がメインの材料です。