「て・こあ」でのある一日 壱百四 杉に恋する

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雪が消えたばかりなのにもうチョウチョが飛んでいる。そういえば庭のクロッカスが満開。

21日の春分の日は月曜日・・・。ということで「て・こあ」で作業・・・。

1月の↓のブログで

「て・こあ」でのある一日 九拾八 食器棚
毎週月曜日奉仕「て・こあ」活動ですが、 今回は「て・こあ」で常用に使う食器棚を作ります(木材を加工してつくる)。

食器棚の扉が完成した時に再びご案内すると申し上げていた食器棚・・・

その後完成しております。

この色は自然のままの状態。倉庫に入っていた戸を引っ張り出して洗浄し使用。箱の素材は杉で、台輪がヒノキ。扉は地物の杉のはず。自分と管理人とで作ったのでプロ仕様ではないが満足している。

なかなか渋い・・・「て・こあ」に似合う食器棚です。

それもそのはず・・・

使っている戸は「て・こあ」で竣工時に使われていたと思われる戸を再利用しました。

この面は実は室内側だったほうで、

この扉の裏が本来外に向いていて表だった面です。

アップにすると・・・

とても綺麗な木目で、使い込まれそして紫外線にさらされたせいで、所謂「浮造り」状態の杉材です。これは流石に時間が造り出す芸術・・・ホント綺麗です。

ですが「て・こあ」の管理者は、この面を隠すほうにしました。

よく考えてみると確かにこの方が使い勝手は上で、どの位置にも取っ手代わりの横残が入り使いやすい。今度このデザインをまねて「緑の家」の戸に採用してみようと思っておりますが、既に以前の巻の家で作っておりました。

この杉戸を設計した2003年時に建具屋さんから「こちら面を表側に使うの?」と聞かれた意味が14年後の今わかった。

内側に桟木を配置した戸で、今から14年前の2004年に完成した巻の家です。写真の画質が悪いのはコンデジ(NIKON E950)の性能が悪いためで、あまり綺麗に写っておりませんが、雰囲気は伝わるでしょう。

この赤白がある杉が好き。特に赤部分は皆から嫌われる黒っぽい方がいい。

扉は全て切り詰めて組み立て直しておりますから、一部はこのように白アリに食われ放題のまま。無論白アリは数十年前にいなくなっており特に使用上問題はありませんが、組み立てるときに白アリの蟻道にビスが導かれ真っ直ぐに打てないことには困りました。

杉材は新潟県ではとても重宝な材料で、この湿気の多い平野部や山下でもカビにくいのが特徴です。管理人と私はこの「て・こあ」では杉に恋をしてしまったように、各部位に使い続けております。

食器棚の御礼に魚を焼きました(笑、普通はご馳走になるだろう!)。

 

そろそろ終わりの鰰。六匹100円という破格でしたが味は・・・囲炉裏焼きはおいしいですね。ご馳走様とこの「て・こあ」に感謝。何しろ杉という素材を再認識させて頂きました。

あっ・・・因みに「緑の家」では20年前から杉材がメインの材料です。

「緑の家」の造作材(枠とか巾木)は全て杉。本当は床も構造材も杉にしたいところだが流石に白身は柔らかすぎて・・・。

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