「て・こあ」でのある一日 弐百参拾参 
 縁起物

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直径60cmあるがこれでももう一層分の巣を取り残した。左の小さな巣は直径20cmほどの4年前に撤去した巣。

「て・こあ」の軒先に作られた黄色スズメバチの巣を撤去した・・・。

撤去は結構大変で、しっかりと軒のタル木と野地板にくっついているので、皮剥包丁とのこぎりで20分くらいかかった。重さは以前小さな巣で想定していたので、6m上の梯子上で取外した瞬間の腕にのる衝撃に問題なく支える事ができたが、野地板にくっつき取り切れなかった巣の中にまだハチがいた。目が合い・・・

無論温かいとはいえ、まだ4月の初旬だからハチの動きは鈍く、また女王ハチ一匹だから刺されることはなかったが、流石に焦った。

撤去後10分もすると女王ハチは目覚めたらしく巣の廻りをブンブン飛び回っており、手際の良さが刺される危険を回避できたのだと思う。

取った蜂の巣は縁起物ということで玄関に飾ることにしたが、飾って15分後に今度はこのハチの巣からもう一匹でてきて家の中を飛び回っている。・・・古い巣に中にはハチはいないという定説は一体何なんだ?生物には定説もときには外れる・・・生物は常に想定外の行動することを「想定する」ことが大事。

一番芽のタラと三つ葉

温かい陽気につられ「て・こあ」庭にはタラの一番芽が既にでているので採取。またこの季節が一番おいしい三つ葉もいたるところに生えているので新芽だけを摘み取る。

これを夕食のすまし汁や雑炊にたっぷりふりかける。なんという贅沢な食事・・・。

また集い用に大量購入した井村屋のピザまんが残っていたので、蒸籠で一度蒸し上げて中を割り、チーズを中に押し入れ再び蒸すと・・・

1個40円の井村やさんが、本物のピザに似た贅沢ピザまんができあがる。

電子レンジではいまいちの食べ物でも、ほんのちょっとの工夫でおいしく贅沢にできる知恵を学ぶ場所として「て・こあ」はとても最適な場所である。

感謝・・・。

来週からは雪で壊れた下屋の修復工事が始まる予定・・・。

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