SGLの外壁 燕市吉田の家 完成前

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久し振りのビス留めSGLの表情。メカニカルな感じが好きである。

「緑の家」ではSGL(高耐久性ガルバニューム)を標準で使用するが、今回のSGLは黒でしかもビス留めによる施工である。私は釘よりこちらの方がメカニックっぽくて好きであるが、ビスが目立つので好き嫌いはあるだろう。ちなみに吉田の家は設計積雪1.2mで耐震等級3、UA値は0.25w/m2kの何時もの超高性能である。

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継目なしで6mを一枚ではりあげるSGLの外壁。分割して張る一般的なサイディングとの相違である。

サッシもブラックでシャープな外観となっている。周囲は近隣が迫っている環境なので、道路側のみが主要な窓となるが、それでもふさわしい方向にコーナーサッシを計画している。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSCF6064.jpg
東南にコーナーサッシを計画した吉田の家。

金属系外壁の場合、軒の出を多く出さないようにしているがそれでも最低限の軒は必要と考えており、今回は500程度の出となる。清五郎の家でもお伝えしているが、清五郎の家では海風の影響はまだ少ないが、こちらは国道にまかれる塩カルの影響が大きいので、雨の当たらない軒裏は木貼りとなった。これは板金屋さんの助言であり、一応ガルバニュームより更に劣化のしがたいSGLではあるが塩カルの影響でガルバニュームが劣化しやすいとは流石に気がつかなかったので、大変ありがたいことである。

建物の直ぐ裏手が国道の高架橋となる。

中間気密測定では0.5cm2/m2とまずまずの性能で、今月末の完成となるが間に合うのだろうかと少し心配しているが・・・。

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