今月の初めからドックに入っていたカングー1が3週間ぶりに戻ってきた。
現在15万キロ弱で20万キロまで乗ると宣言してディーラーにそれを達成する整備スケジュールをつくって頂いたのが昨年春の車検。実施は夏頃と思っていたが、高額なコストや様々なことがありこの冬になってしまった。
交換したのは・・・
・タイミングベルト
・クラッチ一式
・フライホイールとクランクシャフトプーリー(これが高価)
・ウォーターポンプとカバー
・スタビライザーと周辺のブッシュ
・ファンベルト
・ラジエターリザーブタンク
・パワーステアリングスイッチ
・ファンモーターレジスター
である。
タイミングベルトなんて日本では軽自動車専用と思われる部品であるが、ルノーのカングーでは2014年頃まで使われていたから少しびっくりする。大体タイミングベルトを交換するだけで20万くらいはかかる(周辺部品一式)。これで2度目の耐ベル交換。5年に一度、5~7万キロ以下で交換が推奨されているので、ルノー車のメンテナンス費用は高く、総額50万。ちっとも贅沢な車ではない実用車だが・・・何故ここまでかかるのか。
そして頭が痛いのは・・・同時にその他2台(ジムニーと風)もドック入りしたこと。ジムニーは計画的なドック入りだが、風はクルコンの故障。クルコンはほっといても問題ないのだが、折角代車がある間にと思い修理をお願いした。
ジムニーは持病のタイヤハウス廻りの錆びが出てきたため、板金塗装とアンダーコート処理を行なってもらう。新潟県の1月、2月は塩カルで車が真っ白になるほど車にとって地獄の環境。昨今の車はまだ良いが、H8年のJA22型のジムニーはただでさえ錆びやすい車体なので、5年から7年ごとに何らかの塗装、補修が必要となる。26年間も現役で頑張るジムニーのエンジンはタイミングベルトでは無くタイミングチェーンで、カングーや風のようにそのメンテナンスは必要無いが車体が弱点。