神奈川県愛甲郡愛川町に建設予定の「緑の家」の模型が完成した。
昨年の夏に敷調に伺ってから早7ヶ月。広い土地にどのように建てるかの構想は建て主さんが計画し、それに沿って建物プランを作製した。
いつものように大きなコーナーサッシを南に設けている。日本海側と違い太平洋側の南の窓は、日射により無暖房が容易に可能。というより冬期オーバーヒートもする。このため薪ストーブは暖房用というより趣味的な位置付けであり、主の暖房器具は日射で補助的に床下エアコンとなる。
薪ストーブがあると、低い玄関では薪の運搬に問題が出やすい。これは薪ストーブを運営した人ならわかるが、とにかく薪の運搬時に汚れが床におちる。階段なんて運搬しようものならその振動で粉がおちる。やっぱり薪ストーブの場合の階段は外部にあるのが順当なのだろう。
このため一階は完全に床とフラットな玄関土間が奥まで続いている。これは五日町の家でもおこなっているが、使い勝手はよい。
道路で歩く人目線でみると、庇及びコーナーサッシと高い基礎で「緑の家」とわかるほど特徴的。
先回から厚い外壁を模型でも表現しているが、これは正解だった。コーナーサッシの内部からのごつい様子もよくわかる。
完成は来春・・・大変楽しみであるが、概ね車になりそうな工事監理の移動がきつそうである。
無事に届くことを願って今日クロネコさんに依頼する。