三国街道の家(土間キッチンの家) 引き渡し

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この鏡は大正解。奥行き感がホントいい。

本日三国街道の家の引き渡しを行った。玄関土間のペンダントライトが連なって奥行き感がでるのこポジションはこの「緑の家」で好きなアングル。

新潟も春に突き進んでおり桜も一気に咲き始めた。「otomo vie cent」のミモザが満開で美しい。このふわふわ感が好き。

耐雪2.0mで耐震等級3、劣化防止等級3の無難な外観。UA値0.27でC値は0.4cm2/m2と超高断熱高気密住宅。シンボルツリーの雰囲気が良かったのでもう一本増える予定。

今日も晴れ・・・。しかも完成見学会の時だけ冷たい雨が降り、床下暖房の実力が発揮できてツイていた現場であった。

一切のヒビがない土間コン。このまま1ヶ月過ぎればもう大丈夫。

さて肝心の土間コンクリートはヒビが見られない。

窓先は視界が開け、大崎山が見える。

もしこのまま入らなければ、下地の補強方法と生コンに入れた繊維、そして念のためにいれたワイヤーメッシュがよい仕事をしてくれたのだろう。

土間キッチン(DK)は12帖。

床温も安定し木の床温と同期している。多少まだ蒸散する水分で木よりわずかに低いが、ほぼ同じ。サーモグラフィーで見ても色の違いはほぼない。

22.4℃となる土間キッチン表面。このとき床下暖房設定温度は25度。
木の床も同じく22.4℃。
サッシのみ外気7度に影響を受けて色が青(17度)だが、他は22~23度と均一。
見事に均一になる温度。
同じ1階床温度なのにスラブ温度は3度も低かった5日前の写真

「緑の家」の床下暖房が完全に安定するまで1年以上かかる。これはスラブ下の地面が暖まるまでにある程度時間がかかるため。そのため、冬工事の竣工時でしかも床下暖房を3日くらいしか暖めていない床下暖房のスラブ表面温度は上がりきらないため見学会時には17.8度だった。しかし同じ床下のスラブ表面温度なのに今日は20.6度と3度も上がってきている。これが一年かけて23~24度で安定する。

この床温とスラブ状況を確認してようやく設計業務が終了した感じである。この土間キッチンの完成チェックは私も楽しませてくれた。ありがとうございます。

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