耐雪2mで耐震等級3 の土間キッチンの家 模型完成

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耐雪2mの耐震等級3で計画する土間キッチンの家の模型が完成

この家は三条市内のため、先日お伝えしたとおり無難な耐雪2mの耐震等級3で計画。しかも3年ぶりに「緑の家」一押しである本格的土間キッチンを備えており、窓からの景観も含め模型時から既に建物完成が楽しみである。

土間キッチンってなんぞや・・・については下のHPで説明しているので、一度立ち寄って頂きたい。↓

https://arbre-d.sakura.ne.jp/home/domakitchen

また3年前の本格的土間キッチン家は↓のリンク先となる。

囲炉裏型土間キッチン 上山の家 完成写真その2
上山の家は「土間キッチン」がメイン。 見学会でも土間キッチンはどのような使い方をするのか? と問われたのでお答え...
南側に大きな庭をもち、家もカーポートも耐雪2mで耐震等級3で計画する。耐久性も踏まえ無難な家の形状である。

場所は三条市の市街地西にある大崎山の麓の旧三国街道中通り沿いである。

ちょっとかっこいい歴史を感じる道標。

計画する敷地の前には道しるべがあり、古くからある道にはこのような石でできた道案内がのこる。

耐雪2mともなると屋根形状などは無難な切妻が最も多く計画されており今回も同様。建物も耐雪型では無難な総2階建てとなり、土間キッチンと外部庭をつなぐところには長めの下屋をかける。そして家の軸方向は近隣の目線を外すような軸通りとしてあえて敷地に三角形の空地を設ける。

ピンク部分が土間部分。玄関から土間キッチンまで続くコンクリート床。

本格的な土間キッチンのためコンクリート土間は1階の1/3を占める。当然食卓は土間の上。ここが本格的な土間キッチンの所以。そこから座の空間である家族の間と高さ170mmの小さな段差でつながる。つまり今回土間キッチンは座の空間も土間キッチンも床下エアコンで床を暖める。これはコンクリート上を裸足で歩いても冷たくない・・・そんな不思議な土間となる。当然土間キッチン下も収納、メンテナンス共に出来る。欠点は土間キッチンで薪を割るような豪快な使い方はできないこと。このあたりは床下暖房をとるのか、庭とのつながりを重視して土間キッチン床を下げて床下暖房を止め豪快な使い方とするのか・・・の選択となる。

ご予算も考えて土間キッチンから直接庭につながる階段は、住んでからゆっくり行なう予定となるので、掃き出し型の引き違い窓を当初から組み込む。

そして三条市民の憩いの山である大崎山の麓を正面窓から眺め、その反対側は緑豊かな田んぼを眺めることが可能な大窓を設ける。

北側に吹き抜けと南側より大きな窓を計画する。敷地に似合った窓と建物の配置、そこに市で定めた積雪量で耐震等級3での計画。無論ほぼG3に近い断熱性能となっている。

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