梅雨時恒例の水害対策について その2 と補助金推移

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標準で十分な基礎高さをもつ「緑の家」のため1階床レベルに上げた玄関戸位置で水害対策となる。

現在建築中の小新西の家の足場が外れ、全体の形がよくわかるようになった。

昨日水害対策について話したが、まさにこの場所は海抜面下で水害対策が必要な敷地条件となる。しかし積極的な対策は考えず、玄関の位置だけ高くしている。

簾を保護する目的で大きめの庇と簾止めが「緑の家」の外観の特徴。

「緑の家」の標準基礎は約1.1mあり、敷地地面の高さと併せて道路から1.4m高い位置まで水が短期的に建物に侵入することはない。設備類は地上から1.4m以上にあるガス給湯器なので残るのはエアコンの室外機のみであり、その点「緑の家」では壁掛けの室外機が標準なので特別の配慮はいらない。一方長時間基礎が水につかると配管貫通部分から水が浸入することは間違いないが、「緑の家」にとってはそんな簡易な対策だけで結構効果的と考えている。つまり道路から1.4m以上の水が溜まる程大きな災害時には、この地から待避しなければ命の危険がある災害だろう。それは多分大規模停電が発生する大地震となるので、そんな時はやむ得ないことと建て主さんは考えている。

話は変わるが・・・

今年度の住宅の大型補助金である「こどもエコ住まい支援事業」の予算(1500億円)が、2か月半で残り半分となった。このペースなら8月15日までに予約提出(基礎工事終了時に予約可能だから工事請負契約は6月末まで行わないと間に合わない)しないと補助金がなくなる。過去例では予算枠が無くなった後、補正予算が組まれ追加の補助金枠が用意されることもあったのだが、これはどうなるかわからない。この速いペースは予想を遙かに超えているが、この先ペースダウンがあるかどうかもわからない・・・。

©2022 こどもエコすまい支援事業事務局 のHPから

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