新潟 自然素材の木の家 夏の過ごし方 

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2010/07/26写真追加しました。

緑のツタと簾に守られた拙宅の西面(海側)の今夏です。

暑いですね。そろそろ築20年ですが、高気密高断熱なので夏が暑いという経験は、エアコン設置されていない竣工後1年までで、今は快適~な室内です。

ツタに覆われ、簾が沢山かかる自然素材の家(海の家になってます・・・)です。

春の窓辺。日射と明るさを得るため庇はオープン。

 夏の窓辺。簾かけにすだれをかける。上に見える木の窓は、小屋裏換気用強風扉。夏は開いているが、夏以外は閉める。すだれと窓との開いた寸法が室内から見た時に感じがよくなる。自然素材の木とすだれ、そしてツタが何とも涼しそう。すだれ掛けは緑の家の定番素材のアイアンウッド(ハードウッド)。 

右一番主要な2階の窓は、まだ朝なので簾を下げておりません。2階の西側窓は簾かけのバーが設置されていますから、お日様の角度、出具合を見ながら上げ下げが毎日の日課です。これが古くからの日本的なしつらえで、そこに高気密高断熱という科学を取り入れて酷暑の浜辺の夏をとても快適に過ぎしています。

簾越しの夏の海の風景は特別です。簾越しから海の波の反射が光る

煌めく海が簾越しに優しく光る。ここでビールをぐいっと。

木で造られたバルコニーも既に16年経過しております。屋根がないので濡れっぱなし。そろそろ痛んできましたので、少しずつ修繕しております。いつも申し上げておりますが、木は屋根が必要なこと、身を持って理解している設計者です。

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