天然素材の床 ② ナラ オイル拭き取りの5年後 

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Dsc01915

私事ですが(その話題も多いですが)・・・

拙宅の直ぐ歩いていけるところに「キンタ」という雑穀レストランがあります。

記念日やお祝い事がると必ずそこで夕食を頂くのです。丁寧で素朴な家庭料理とおもてなしは心が温かくなります。

つい先日も行って来ました。

お奨めは3000円のコース料理です(肉魚はほぼ一切使わない)。

もしご興味があれば↓に立ち寄って下さい。

http://www16.ocn.ne.jp/~zakkoku/

 

 

さて本題ですが・・・

今日5年経過した緑の家で「ナラの床」を見てきました。

実は「緑の家」ではスタンダートな床は「ヒノキの縁甲板」ですが、ハードに使う時は「ナラ」のフローリングをお奨めしてます。 ヒノキの床板は昭和初期から一般的に使われていた床で歴史は長いと思いますがもう一つ、一般的に使われた床は・・・

「ナラ」 ですね。

私が子供の頃の小学校や中学校の床は間違い無く「ナラ」です。

堅くすり減りに強いため学校のようなハードな使い方をする時には最適な床材です。しかも当時はヒノキもナラも国産が殆どで逆にそれしかなかった位です。よって当時は国産の床材として多分人気を2分していたはずです。今でこそナラは輸入品になってますが、ヒノキの床板は今でも「国産」が殆どです。 

オーブルデザインの「緑の家」の床は、ヒノキがなぜ標準なのかはここに理由があります。国産以外の木の床は「製品」で輸入されることが殆どです。理由は・・・海外の発展途上国が賢くなり、丸太で輸入すると「材料分」しか儲かりませんが、「製品」に加工すると加工代も頂けます。ですから今は木を製材して加工しないと輸入できない国が大変多くなりました。

さて製品で輸入される最大の欠点は・・・

「燻蒸処理」がされていることです。

燻蒸とは木にくっついている虫を殺し、国内に持ち込ませないということと、

製品の木のカビを防止するためです。

暗いタンカーに2ヶ月も密閉保管されていればカビも生えます。カビが生えれば商品価値は無くなるのでカビが生えないように、薬品を振りかけます。

これが国産床材より悪い点です。特に床材は人が触れる事、また見える所としては最大の面積(量が多い)を使います。ですのでオーブルデザインでは国産材の「ヒノキ」なのですね。ヒノキは実は日本にしかない木の種類です。

話が飛びましたが、ナラは広葉樹のため木自体に油がありません。ですのでご入居前に1回だけオイル塗ります。その後は人の足の裏の脂で塗らなくとも良いと申し上げております。その証拠が↓の写真です。

Dsc01936吹き抜けからすのこを通して光が差し込みストライプ状の陰ができている。

穏やかな輝きです。堅いので殆ど傷はつきません。キャスター付の椅子で使える数少ない床材です。

Dsc01935 5年間ノーオイル、ノーワックス、ノーメンテナンスでこれだけの艶と質感。肝心なのは「裸足で使う」事だけです。

如何ですか?広葉樹でも最初だけオイルで拭き取ってあげれば後はノーメンテでOK。

国産材ではありませんが、貼り方さえ注意すれば安定した良い床材です。勿論足触りはヒノキがちょっとだけ上ですね。ナラの床は・・・「床の傷はできるだけ避けたい」人向けです。

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