三条の上須頃の家は エネルギーゼロ+(プラス)の予定。

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すみません、ソーラーパネルの設置費をペイする大事な期間等を間違えました。
24年→22年。お詫びして訂正致します。

その後補助金や48円/Kwh が間に合い、なんと17~18年で償却可能です。

また来週9日と10日に長岡で完成見学会を行います。こんな時期だから普通どおり、ふだんどおり行います。是非お越し頂ければと思います。

現在三条で施工中の「緑の家」SSプラン。

個性的な家が並ぶ一番左の建物です。他の建物に比べ赤い屋根がとても大きいですね。

これはこの屋根に約8kwのソーラーパネルを設置するためなのです。

SSプランでエコキュートと約8kwのソーラーパネルを組み合わせると家中24時間冷暖房しても何とか余裕でゼロエネルギーハウス+(プラス)が可能です。ゼロエネルギーハウスと言っても昼間しか発電しませんし、晴れなければ発電はゼロなので、電気自動車並のバッテリーを用意しなければ電力の自立(純粋な自給自足)はできませんので、東北電力さんから使う電力を買って、発電した電力を売ると言うことです・・・。そのエネルギー量(金額ではない)が発電できたほうが1800kwh/年多いと言うことです。つまり月に直すと150Kwhプラスになります。この量の実感はお手元の東北電力からくる伝票で確認してください。

最初の設置費が大きくなるソーラーパネルのゼロエネルギー仕様には強い拘りは無いのですが、一つのまた違った「緑の家」の理想形でしょう。

 因みにソーラーパネルは建て主さんが手配するので後付け設置となりますが、落雪できる配慮などは当初から設計に織り込み済みです。

 入り口側は10m近い高さになるので玄関ポーチの天井を低く、広く抑え、アプローチを気持ち良くする配慮をした玄関屋根です。

 ですので屋根の下地組はこんな感じで複雑になります。庇に見えるくらい薄い屋根なのに積雪1mに耐えられる構造です。

次にゼロエネルギーのシミュレーションを示します。

条件:当事務所SSプラン 述べ床106m2 Q値0.98w/m2k C値0.5cm2/m2以下
オール電化 家電製品及料理の電気量は月132KWH程度。
家電消費エネルギーは夜間の使用がほとんどであるが、安全性をみて全て太陽光発電料金で相殺。
エコキュートは年間平均システム効率 SCOPが3とする。
冷暖房は全てHPを使用。暖房年間平均COP4、冷房年間平均COP5
太陽光発電は京セラ製 仰角27度 ほぼ真南で新潟市設置(実際はSANYO製)
家電消費エネルギーは使用状況で大きな差が出る場合がある。衣類乾燥機等は使用しない設定。
冷房負荷は窓をいつも閉め切った状態での負荷(28度設定)で、通風は全くしていない。
暖房は20度設定。就寝時18度。
給湯は2から3人家族。(食器洗い機使用)

このように年に1854Kwhも余りますね。ソーラー設置費が450万※とするとペイするのは21(17)~22(18)年後。23(19)年壊れなければ(←ここがポイント)その後は電気代を払っても純粋に約12万/年もお小遣いになります(10年後から買い取り24円/kwhとして、メンテ年1万)。括弧内は実際の上須頃の家の場合。補助金と48円申請時です。

※仮に設置費が安くなり7kw 350万であればペイする期間は18~19年と短くなります。

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