今日の朝の事務所の温湿度です。
左は安物の温湿度計で、右は結構優秀な温湿度計です(湿度は相当差があります)。
24時間冷房運転(設定温度28度)をしておりますから東向きの事務所の部屋は29度48%です(除湿モードではない)。
このくらいなら軽服装、軽労働作業では全く問題ありません。
ネクタイだときついですね。
こちらはお昼過ぎの画像です。
事務所は東向きのため冷房のピークは午前中です。
次の日の夕方です。
事務所は低断熱の建物ですし、気密性はありませんが普通に冷房モードで湿度を50%位に落とす事は簡単です。
一方高気密高断熱の拙宅では 去年の温湿度を調べると湿度60%以下になる事は殆どありません。今年はエアコンを買い換えたので変わると予想しておりますが・・・。
コメントを頂いた方のお話しにもあるとおり、冷房負荷が少ない家はどうしても湿度は大きく下がり難いですね。 これはエアコンの特性で、湿度の管理は、気密性ではなくほぼエアコンの特性(運転)で決まってしまうことが多いでしょう。
無論当事務所は大きい水槽が2台水面を開放して置いてあるので、住宅並みの面積当たりの湿気が放出されている条件であることを付け加えます。
多分除湿モード又は再熱除湿モードにすればもっと下がりますが、特に快適性で困っていなければ「冷房」モードの方が効率が高いので、無駄なくネネルギーを使う事になります。室温が高くても湿気を取るという行為は、温度を下げていると同じような事なので結局エネルギー消費は多くなります。数値に惑わされないで、快適ならそれで大丈夫と思ってます。
上のグラフのとおり29度で湿度40%(黄色丸)と26度で湿度60%(青楕円)の空気の熱量はほぼ同じです。と言うことは、その空気を造るためには、空気から同じ熱を除去する必要があります。湿度を落とすためにはエアコンの冷媒温度を下げる必要があるため、効率が落ちやすい特性(エネルギーがより多く必要)があります。