現場監理で気を引き締めて

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あるメーカー筋かいの端部金物。筋かい側(写真右側)では穴8本中6本のビス留めとなる。

ある施工中物件で、事もあろうか筋かいの端部「金物」が2つつけ忘れの建物がありました。数が多いとはいえ間違いなくつけてもらわなければいけない大事な金物です。

筋かい金物は筋かいが効果的に働くように端部取り付ける金物ですが、これが無いと引っ張り力が柱から横架材(梁や土台)に伝わらず耐震性が落ちます。そこで所用の強度がでるように金物で補強します。数は耐震等級2以上の家で60個から80個になる場合もあります。

更に耐力壁合板への釘打ちの乱雑さが目立ち、ある程度やり直して頂く事になりました。やり直しは、建て主さん、施工者さんともに良いことは一つもありません。他建物でもこのような事がないように、これから耐力壁が施工される2件については、工事監理(施工者への指示、指導と確認)に気を引き締めてあたりたいと思います。

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