再エネの不思議

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今日は建築に直接関係ない話であるから興味ない人は閉じてほしい。

先月自宅に上のチラシが届いた。

しかしそれをよく見ても何を目的としたいか理解が難しい。

各戸の配布された太陽光発電購入を勧めるチラシ。

先日県外に何度か行っているが、例の虹色のようなバッチをスーツの社章の穴についているのをよく見るが、何か違和感がある。

それとチラシの胸についている青バッチも同様。2002年に初めて動き出してからもう22年も一切動いていないこの事件に対し、この青バッチをつけることももう違和感しかない。実行なき想いだけはポーズでありいい加減にどうなのかと思う。

さて上のチラシであるが、太陽光パネルの設置を推進するために、県が個別に配布したこのチラシ。このチラシを配布するなら青いバッチの事件の22年分の実績を配布するべきだと思う。

そもそもグリーンエネルギーについては疑義があり、日本だけの報道を見るとさも世界がそれに突き進んでいるように見えるが、実態は全く違う。その概略をまとめた記事が下のリンク先だが、まったくもってその通りだと思う。

杉山大志氏はIPCC(世界気候変動に関する政府間パネル)第五次評価報告書の総括執筆責任者でもあり、まさにそのグリーンエネルギーの根本である委員会のメンバーである。その人がグリーンエネを正しく批判する。

日本がそのグリーンエネルギーに力を入れ始めた1992年から経済の成長は世界の先進国と比べると、ほとんど成長していない唯一の国であることが、何よりの証拠である。世界、特にアメリカ、中国をはじめとする主要国はこの30年間でたくさんの化石燃料を使い成長していたのである。

さて新潟県ではこのグリーンエネルギーを各戸配布するくらい推進している。国が決めた法律に沿っているため、新潟県だけの問題ではないだろうが、どうも意図がわからない。私の理解が間違っていなければ太陽光発電は投資事業のため、県が税金を使ってこのチラシを各戸配布することはどうなのだろうか。

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