ネガティブな紹介に無断写真利用はNG

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これは6年前の「緑の家」ブログの記事

この汚れたアップの換気扇写真が、高気密高断熱住宅に採用される換気システムでは有名な換気扇メーカーのカタログに無断で載せてあった。いわゆるコピペ。
しかもメガティブな例としての紹介となっていた。

ある換気扇メーカーのカタログのプリントスクリーン。
このコピペされた換気扇は排気用なのでどんなに汚れても室内環境には関係ないが、このメーカーは給排気が数分で反転するタイプなのでファンが汚れることは致命傷。その説明をしないでこの写真だけ載せるのは「インチキ」商法といわれても仕方ない。

上のスクリーンショットは私も無断で掲載することになるが、これは私が無断掲載と記事にしている根拠として載せるのでやむないと思っている。

問題はこの写真をネガティブに使っていること。ポジティブな使い方であればこのようにディスルことはしないが、人の写真を、その換気扇を使っていることを否定するような内容で載せられると流石に厳しい・・・。この写真をみても建て主さんが特定できないので、建て主さんが嫌な気持ちになることはないのでこの写真で抗議はしないつもりである。ただ、このメーカーの換気システムは結構多くの支持があるようなのでその点では大変残念である。いくら広告代理店が作ったカタログでも、カタログの校正チェックはするだろう。その時に写真の出どころは聞くはず。もしそれを承知しているならこのメーカーのコンプライアンスの程度が知れる。

実は緑の家のブログで紹介する写真はよく使われることが多い。先日は国のある入試試験の問題集で融雪の写真が使われ事後承諾でパテント料の振り込みを打診されたが、お断りして無償で提供した。ポジティブに使われることには何らコピペの抵抗はないが、ネガティブ記事はNGである。

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