事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その9 お勧めの金属

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トムとジェリーに出てきそうなザ!鍵穴

今日の話題は少しだけ意匠系。

上の写真の鍵穴・・・かわいいでしょう。築135年経たotomo vie centの小屋裏に眠っていた取っ手一式。リノベーションでよくあるラッキーアイテム。

こんな鍵穴だから当然鍵も上のようなとてもシンプルな形状。オール真ちゅう製。

これを見た時に心ときめいた。なんて洒落たドアノブなんだろうと。

当然真ちゅう製で見つけた時にはくすんでいたが、少し手で磨くと元に戻り金色に戻る。

この深みがある光沢が真ちゅう。すぐにくすむがそこがまた良い。

これを新たな事務所の日常の扉に設置する予定で、otomo vie centの管理さんから譲って頂いた。合鍵をつくるのになんと通常8倍の価格であったが、この可愛い鍵は特別。しかしこの鍵では防犯上の役にはたたないので防犯上特に緩い通常の戸に設置する。

そして玄関戸は「緑の家」でお勧めしているLBR↓。

こちらは「緑の家」の定番のLBR。一般のレバーハンドルの一桁上がる価格の高級ハンドル。今時代でも唯一といってよいMade in Japan品質の鍵セット。

安物のレバーハンドルの10倍はするのに現在の施工中の「緑の家」3棟に連続して使う予定(月見町の家、青木村の家、巻新道の家)。さらに事務所は玄関戸の他にトイレにも奢る。「緑の家」が大事にしているのは足ざわりと手触りで、毎日触れる床には無塗装の木。特に最近は杉の上小超仕上げ。そして次に必ず毎日数回は触れるのは戸の取っ手。触れるたびに、開けるたびに気持ちがいいのでここは高い商品でもお勧めする。

事務所の玄関戸はより真ちゅうを強調したこちらのLBRタイプを計画。

当然LBRのキーの普通ではなくかわいい・こんなキーならいつも携帯していてもうれしい。古いキーが素敵だし、このLBRのキーもかわいい。

そこまでこだわるので丁番にもこだわりを・・・。

最近はほとんど見ない本物の真ちゅう製の丁番。真ちゅうはステンレスより柔らかいので慎重になる。

極厚の真ちゅう丁番を使用する予定。板厚さはステンレス製の2倍以上。

こんなごつい丁番でもトリプルガラスが入った重い木製断熱戸で採用できるかどうか微妙なところで調査中。ガラスが入っていなければ以前の原村の家でも使っていて問題ないことを確認済。丁番は触れることはないので無難が一番の選定基準となる。

原村の家の玄関戸

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