日射の無い新潟で、日中暖房が必要無い・・・「緑の家」の床下暖房(エアコン蓄熱型)
Ua値0.26w/m2kの長浜の家のメンテナンスに行って来ました。
長浜の家の冬は、床下暖房(エアコン)がメインでそれも夜11時にONして朝7時にOFF。つまりたった8時間で1日24時間の暖房エネルギーを床下基礎で確保します。朝24度で日中はそれが少しづつ下がってきて再び夜11時にエアコンが自動的にスイッチON。厳寒時以外はこれだけで、居間で少し寒いと感じた室温20度に、予備の壁掛エアコンかホットカーペットを使って殆ど日中はエアコンをつける事はなかったそうです。無論2階も同様に通常はエアコン無しで過ごしているそうです。
凄い蓄熱型床下暖房の実績です。
床下暖房(エアコン)は最近市民権を得ておりますが、ロスを防ぐ為の基礎周囲の断熱材割り増し、床下内掃除などのメンテナンス性、暖気の隅々までの行き渡りの計画性、そして今回のような蓄熱による安定性などがしっかり出来る「緑の家」の床下暖房(エアコン)は、数ある床下暖房(エアコン)の中でも特別な・・・我ながら良く出来たシステムだと思っております。特に基礎が高い床下エアコン暖房は・・・なぜかあまり聞きません。理想的な組み合わせなのですが・・・。
さてその他は・・・換気量が少し多かったせいか相対湿度が通常40%を超える事がなかったので換気量の調整をお願いしてきました。本来「緑の家」の全熱交換型換気とCF(循環ファン)を組み合わせると湿度40%以上を維持するのですが、家の気積の割合には住人の密度が薄かった事と換気量が多かった事で40%を超えなかったようです。来年の実績に期待をします。
次に石上の家の現場打ち合わせ・・・。
もうすぐ完成予定ですが、何時もように押せ押せの現場進行状態・・・。
もうその雰囲気がはっきり見えては来ているのですが・・・