床下暖房と超高断熱効果 その①

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Dsc05092

昨日行われた完成見学会の時に様々な仕上げチェックを行いますが、今回は特に温熱環境のチェックを行いました。よって今回はいつもの内装の写真ではなく、温度表示が主という(笑)なんか家の紹介なのか、温度の紹介なのかわからない報告です。

まず今回のオリジナル床下暖房。これができるのが緑の家の発想の床下が1.4mあるからです。
Dsc05454
無論玄関のお掃除は欠かせませんが、玄関は家の中でも一番頻繁にドアの開け閉めで外気新鮮空気があることころ。その冷たい空気を吸い込むので熱交換効率が上がります。

下の写真に出てくる温度が表示されている機器は、放射温度計(非接触温度計)と言われ、機器の上方向に小さな赤いレザービームの点付近の表面温度を測る機器です。

Dsc05403浴室に行くと足の裏が暖かい。これには建て主さんもびっくり。

まずは驚きの浴室の床表面温度。

なんと約24度・・・。
床暖房ではありません。床下暖房を行っているだけで表面温度が、この浴室の壁や天井より高くなるという魔法のような家。浴室の床が暖かいことがこんなに幸せなんて・・・。

Dsc05399
こちらは浴室天井の表面温度。おおよそ22度。

Dsc05401

こちらは浴室壁の表面温度。やっぱり天井と同じ22度。

表面温度とはその素材の温度ですから、空気温度である室温とは少し差がでます。もし暖房中なら表面温度は空気温度より少しだけ低くなるでしょう。また断熱の悪い家は相当低くなります。

Dsc05409
同じところの表面温度と空気温度の違い。1度から2度表面温度が低くなっている。

放射率補正をしておりませんので正確にはわかりませんが、床でないところは(床下暖房のため)相対的に表面温度は1度から2度低くなっているようです。

今回の床下暖房では、浴室の隣にある脱衣所に床下暖房用の機器の1台(後2台は床下内)が設置されております。
そのため脱衣所床と1階リビング床が一番暖かい・・・。
Dsc05395
脱衣所床は脅威の25度。このとき室温23~24度。

ただしこの温度は見学会開催で家の乾燥がに間に合うように少し過剰に暖めておりましたので、実際の生活が始まればもう少し下がった温度でしょう。それでもこれが実力ですのですごいですね。

さてその②では今回初の試み・・・。2階床下補助暖房の効果の速報です。速報なのは、まだ熱ダクトの扉が設置されていないので、効率よく熱が上に上がっていないため、その効果が2/3くらいだと思われるからです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. オーブルデザインの浅間 より:

    阿武隈高地様
    コメントありがとうございます。
    まだ「その2」がアップされないなか、まあそう結果を急がないでくださいね(笑)。
    それと阿武隈高地様ではなく「読者が」誤解しないように付け加えますが、一つの事象の結果だけですべてが同じ結果になる事」はない」と補足させて頂きます。例えば阿武隈高地様の自宅では、UBの床が一番暖かくなるかもしれませんが、それは阿武隈高地様が言われているようにご自宅の「大きさ・立地・仕様・エアコン計画」できまることですから、他の家では違う結果もあるでしょう。少なくともQ値1.0以下の家を複数床下暖房で設計しましたが、みんなそれぞれ違う挙動をみせます。それは基礎内部大きさ(30坪と60坪、100坪)では違いますし、基礎区画(耐震性、耐圧性を確保するために立ち上がりで区切ること)があるので、床下内温風の水平移動が限られる場合が多くあります。例えば今回の浴室はUBではなく現場製作でモルタルが床に約50mm+合板28mm+FRP+タイルで他の床より熱抵抗値は大きくなります。
    さて、当方も換気程度の風量(150m3/h)や、浮力だけで2階床下が暖められると思ってとは思っておりません。空気は断熱材として使われるほどとても熱移動が少ない物体であることは承知しております。今回の片貝の家は800m3/hの循環ファン(低消費電力タイプ)を設置してあり、10帖用エアコンの強風程度の風量で強制的に2階床下を送り出し、更に床下からの引き出し用に600m3/hのファンもダブル設置して強制循環させます。それでも希薄でムラが生じますから補助的に2階を暖める(床が冷たくないように)のに貢献することだけを期待しております。なんかOMソーラーの反対のような家です(笑)。
    今回は2階床下の空気温度をできる限り26度に近づけたいのです。すると1階床と同じ条件(実際は1階天井から1階への熱移動量が多いが)になり、更に26~24度程度の押し込まれ、2階へ直接配られる空気循環で2階を暖め2階の補助暖房としたいと考えております。今回はそのシステムが完全に動いていない(それは熱ダクトがまだ密閉されていないので2階床下温度が1階天井付近温度と同じ23度)のでまだその全容が不明ですがその②で、600m3/hの風量が2階窓下床温の改善になるか速報としてご報告できると思います。
    2階へ600~800m3/hの送り出す空気が及ぼす影響は、このファンを止めたときとONしたときの差を見れば明らかになるはずです。そのファン効果が1/3くらいと推測しております。
    この実測結果がでた時に改めてご評価やコメントを頂きたいと思います。

  2. 阿武隈高地 より:

     こんにちは。
    阿武隈高地小屋は床下エアコン稼働中はユニットバス床が一番高くなります、理由はバスの下だけ床板がないため熱が伝わり易いからです、またユニットバスと壁の間に隙間が有り、床下と通じていますのでバス全体の温度が高くなっています。
    他は下地を含め60mm杉板ですので断熱性が少し有りますので床下の温度と差がでます。
     エアコンの空気は床下だけしか流れませんので朝は1℃以内ですが床、室温天井の順に高い温度です、夜は昼間の日射熱の影響で逆になることが多いです。
     プロに対して大変失礼ですが高高になってくると、殆どの熱移動は輻射になっています、対流は少ないです、浮力による自然対流は温度差がないのでほぼなし、ファンによる熱移動も換気量程度ではわずかです、一度概算してみることをお薦めします、家の設計に参考になると思います?