「 2012年03月 」一覧

高断熱高気密で自然素材の「緑の家」  床下暖房は既に9年目

多少・・・「我田引水」の話題です。

が、1mの基礎が高い家を15年間、100%提供して来たことは技術者としては大変誇れる事ですし、今までの建て主さんにも胸を張れます。

2001年に竣工した石山の家の床下に、エアコンを設置したのが2003年。それから既に9年がすぎました。その後5年前にS邸が床下エアコン設置し、同じ頃T邸で床下暖房のスラブヒーターを設置。その推移を見て・・・
3年前からほぼ全棟に床下エアコンを提案しており、そのどれもが「緑の家」の最大特徴である高基礎1mの家。これには大変重要な訳があります。

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R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑨  見学会のご案内

完成間近のR2000+。薄くデザインされた窓上庇が違和感なく設置された。

R2000がR2000+になって4月12日に生まれ変わります。

あの日本一有名な住宅評論家「南雄三」氏が総監督をした「リノベーション住宅」。その完成記念として4月12日、13日にオープン記念イベントが上野住宅建材さんの主催で行われます
※・・・上野住宅建材さんは、輸入サッシ、自然素材を得意とする住宅の建材を取り扱う商社さんです

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寒冷地用エアコンと一般エアコン

エアコンのご質問がありましたが、画像でお答えする必要があったので急遽アップします。

質問
新潟市より寒冷地に住んでいます。
暖房手段はエアコンを考えており、特に床下エアコンに大変興味があります。
エアコンを選定する場合、寒冷地用のエアコンであればCOPもあまり低くならず、1台で集中運転できるようにも思えるのですが如何でしょう?
寒冷地用のエアコンは通常のエアコンと比べ費用が高いのは承知しております。

 

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基礎が高いけれど・・・低い家

2003年竣工。この写真は2006年頃の五十嵐の家。屋根の出は1mと大きく整った外観デザイン。Q値約1.9w/m2k。耐震等級2相当。基礎は・・・低いように見える?

とうとうおかしくなったか?

と思われるようなタイトル・・・

「基礎が高いけれど基礎が低い家と基礎が高いけれど床が低い家」です。

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R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑧  完成間近

R2000+(プラス)がようやく完成に近づきました。

どうしても必要だと思った入り口の門柱・・・。
RCで骨を造り、コッツウォールストーンを積み上げております。

門柱又はアプローチはとても重要な家のパーツで、どんなに素敵な家を造っても、樹木や門柱などのアプローチパーツがデザインされていなければ、その家の価値(見た目)は過小に映ります。私は家のデザインよりアプローチを大事にしたいと思うくらいです。

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突然の停電で・・・

サーバーPCが接続しているUPS。結構重く5kg以上はある。

昨日の3時05分くらいにコンピューター画面と照明が突然切れ、UPSのピー、ピーという音だけが響き渡りました。事務所だけではなく建物全てまた、前のスーパーも停電したようです。天候は曇りで落雷では無いのになぜ・・・。

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今月の日経ホームビルダーから   不法行為の問題

日経ホームビルダー2012.04号。

昨日に引き続き日経ホームビルダーの記事から・・・。いつ見ても業界がどっきりするような内容です。

ある高裁の判決があり、建築関係者にはとても厳しいが、建て主さんには喜ばしい判決が出ました。 詳細を知りたい方は日経ホームビルダー2012.04月号を購入してください。

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西裏館の家 完成写真②

玄関に設けられた腰掛け。新潟では長靴が3ヶ月も使われる、この脱ぎ履きには腰掛けがあると大変便利。

最高の性能を持 「西裏館の家」 

Q値   0.83W/m2K 国認定
C値   0.2cm2/m2 完成気密測定
耐震性 等級3 国認定
耐雪   2M 国認定

の完成写真パート2をどうぞ・・・

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西裏館の家 完成写真①

明るいリビングの巾2.6m高さ4mのサッシ。高性能樹脂サッシトリプルガラスLow-E。この写真は天井を見上げたショットで吹き抜けの梁構造は耐震等級3を取るためにデザインされた。

最高の性能を持 「西裏館の家」

Q値   0.83W/m2K 国認定
C値   0.2cm2/m2 完成気密測定
耐震性 等級3 国認定
耐雪   2M 国認定

の完成写真をどうぞ・・・

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新潟県の「暖房」と「冷房」と「通風」

北陸地方のデータ-。全国データ-でも若干差はあるが、暖房と給湯のエネルギー消費は全体の2/3を占める。特に暖房は給湯に比べ半年しか使う期間がないのに・・・。

このグラフは当HPでも2005年にこちらの「オーブルデザインからの提言「家造りは冬を旨とすし」」で紹介しております。

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もうすぐ西裏館の家 完成 ② 

超高断熱Q値0.83w/m2Kの西裏館の家がもうじき完成です(完成見学会はこちら)。

木の外壁の「西裏館の家」。窓の集中する南側の外観。

昨日は風が強くて計測できなかった西裏館の家の気密測定・・・。今日は穏やかに晴れ、風も微風で気密測定を正確にする事ができました。結果は・・・

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もうすぐ西裏館の家 完成 ①

ああー間違って昨日のブログを消したー

読者さまから早速消えたブログのコピーを送って頂きました。感謝です。

木の外壁の「西裏館の家」。手前の樹木と芝が家を引き立てますが、実はお隣の庭で借景・・・。でもこの樹の奥にシンボルツリーが植えられる予定。

お日様の光はもう既に春なのですが、気温はまだ冬のまま・・・寒い15日。

超高断熱Q値0.83w/m2Kの西裏館の家がもうじき完成です(見学会はこちら)。

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昨日は自宅近所で火災があり、町内会の役員として午後からずっと寺泊で事後のお手伝いをしておりました。大きな被害はなく、けが人もいなかったのでちょっとホットしました。

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もうすぐ50万アクセス!!

2007年に始めたブログがあと250アクセスで50万アクセスです。

祝   88888   そこで・・・

50万ジャストのスクリーンショットをメイルで頂ければ、オーブルデザインで扱っている高性能温湿度計キャリバーⅢを差し上げます。但しお届けまでには3週間ほどかかります。


新潟県内で最高のQ値の家  西裏館の家 内容③

2012年3月16日緑字加筆

玄関灯も施工が終わりあとはクリーニングと細々した仕上げ。おっと完成気密測定も・・・。

超高断熱Q値0.83w/m2Kの西裏館の家もいよいよ大詰めです。アプローチは雰囲気に最も気を使う部分です。西裏館の家は先回②でご紹介したとおり、2つの建物が組み合わさって計画されております。その接点が丁度この玄関になります。
有名な建築家コルビジェは、「建物の形は機能に従う」と唱えていましたが、この建物のアプローチもそんな感じで、上屋のバルコニーが1階の玄関に突き出た形となっております。

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オーブル浅間の気持ち② 曖昧はいらない

3月11日から早1年。そこで再び浅間の想い②を綴ってみた(①はここ)。

家のことではないので興味のない方はスルーで・・・。

今朝夢をみた。拙宅がある寺泊町に100mの津波が地震でもないのに襲ってきた。近所に外出中だった私と妻は町内放送でしり「やっぱりきたか・・・」とで高台に避難する。娘は自宅におり、地震でもないのに津波が襲って来たのに気づいたかどうか一抹の不安があったが、多分大丈夫だろうと信じて避難した高台から高層ビルのようにそり立った津波を見下ろしていたところで目が覚めた・・・。3.11から1年経った朝に見た夢・・・。心に刻まれた大震災の記憶。

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西裏館の家 完成見学会予約状況

20日までこのページをブログのトップに掲載します。

西裏館完成見学会状況 3月19日現在

ご希望の時間帯をお伝えください 20(祝) 21(水)
9:00~10:30 ×
11:00~12:00
13:00~14:00 × ×
14:30~16:00 ×
16:30~18:00
○有 ×満 △残小



R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑦ 気密OK

うれしくて今日は2つ目のブログアップです。

8日午後1時から行われた気密測定。

C値1.1(当初1.3)の中間気密測定から4日・・・。

2度目の中間気密測定を行いました。

考えられる多くの気密補修を行い何とかR2000の基準である、50Pa時1.5回の換気回数以下になりました。この時のC値は0.7cm2/m2です。

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春になると急に宅配が増えます。

今日出荷の図面筒

2月~3月に掛けて急に宅配に出す図面の量が増えます。今日も基本設計等、三つの送付先に配送依頼です。もうすぐお手元に着きます。しばしお待ちを・・・。

そしてまだ基本設計を差し上げていない方へ・・・。がんばって今週中にと思っております。今しばらくお待ちください。

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新潟県内で最高のQ値の家  西裏館の家 内容②

仕上げ工事真っ最中の現場。職人さんは合計20名近く・・・。人密度は最高頂。

オーブルデザインの「緑の家」では、意図しないところで、とても素敵な空間ができる事があります。

今回はこの階段の正面から見た所・・・

正面の2階の壁が浮いているようなそんな空間になっております。

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R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑥ 気密と年月

最初に・・・

ケンプラッツに南雄三氏(今回のプロジェクト総監督)の記事が記載されております。是非一読を。

先日R2000+の現場で中間気密測定が行われました。

結果はC値1.1cm2/m2K 

ダメです。これでは・・・。

当初C値0.53cm2/m2の超高気密住宅が23年経って再び気密測定をし、その調査した事は、国内では初めてに近い検証ではないだろうか?この検証は皆様に今後の気密施工・設計のあり方を示す事ができればありがたい事である。

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今更ながら家中冷暖房が必要な訳とは・・・


なぜ家中暖房しなければならないか知ってますか?

22年前から私達はこのような事を問いかけてきました。

でもこの事が一番大事なのです。

当ブログのファンのかたには「釈迦に説法」ですね。

あっ・・・家中冷房の方は好みで、無理に必要ありません。私は好みです。

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武田邦彦氏が語る震災瓦礫

この武田邦彦氏が述べたこのページが事実なら・・・

http://takedanet.com/2012/02/post_740a.html

まだ我々は恐ろしい政府とマスメディアの情報操作の中にいるのだろう・・・。

一例は・・・

1.震災瓦礫で阪神淡路大震災の時は2000万トン。一方今回の東日本震災の瓦礫は2300万トン。殆ど変わり無いのになぜ今回だけ日本中の県で分担処理するのか?多分放射性物質を拡散させて薄めたいのだろう。

2.阪神淡路大震災の時の瓦礫処理費用が2.2万/トンだったのが東日本大震災の瓦礫処理が5~6万/トン と3倍の費用にもなっている。これは放射能対策での増額か?それとも処理業者への謝礼か?物価は阪神の時より下がっているのにね・・・。

これがホントなら大手マスメディアや政府はあの3月の「メルトスルーはしていない、安全だ」と嘘を伝えたように国民に情報をわかりやすくオープンにしていない。この国の主権者とは誰なのだろう・・・。


R2000+ 家具工事と窓納まりの革命

現在リノベーションを行っているR2000+の窓周り納まり。庇のシャープな印象と木の外壁の柔らかい印象がよい

全ての開口部に高性能木製サッシを設置するR2000+では、耐久性と雨漏り対策としてオーブルデザインの予てからの宣言を全ての窓に生かします。この事は専門技術雑誌の「建築技術1月号」でもご紹介しました。

もともとのR2000では庇のない納まりが半分以上あったので、上の写真のように庇を考えない窓並びがあり、その所へ庇をデザインするのはなかなか大変ですが、時にはこのように大胆に当初から庇があった風にデザインします。

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