デザイナー・建築士のプライド(誇り）

昨日も一昨日もそうでしたがオーブルデザインでは、自分で考えたシステム、技術、デザインをオープンにしています。ですが、

「よくそんなにオープンにして他に使われないか？」

と言われます。

私はこの題名にもあるとおり、一応デザイナーの端くれです。デザイナーが一番嫌うのは、他の人の「物まね」を、さも自分で考えたように装う事です。ですので、

原則はオリジナルが命です。

これは研究論文でも同じで、人のまねは評価が最も低い行為で、オリジナリティーが最も大事と恩師から教わりました。

止む得ず、人が考えた「形のまね」や「コンセプトのまね」をするときにはその出所を明確にします。また賛同するコンセプトも同じように出所やその人にまねをしても良いか聞いております。これは論文発表なども同じで、これを破ると酷く指さされされます。

これはデザイナーのプライドであり自負できる所です。

ですから、家を設計する人は私と同じような自負があると信じ、様々な物を公開しても大丈夫と信じております。たまに気が付かない人のために「コピーライト」を載せて、うっかりミスを防ぐようにしております。

１ｍ高基礎、床下暖房、無塗装、空気循環ファン、そして交換しやすい庇付きの窓・・・全てオーブルデザインのオリジナルの発想です。ですので仮に日本のどこかで同じ仕様があっても、私はまねをしていないので胸をはっていつもご紹介できます。やましくない！だから私はブログでオープンにでき建て主さんへ、ご紹介できるのです。