寺尾西の家 上棟その2

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屋根の上から見ると砂丘のてっぺんとよくわかる。

寺尾西の家で屋根の納まりの打ち合わせため一昨日に続いて現場に行ってきました。

法律制限の道路斜線に添って作られる屋根

現場では、昨日午後から強い雨が予想されたので午前中で仕事を切り上げ、屋根の養生をして雨のやんだ今朝から再開しております。

屋根の打ち合わせ後は坂井の家、その後みずき野家と現場廻りを3件行い午後は終わります。

みずき野の家も寺尾西の家も坂井の家も、玄関に大きめの屋根は掛かりますが、それを支える柱を設けないのが「緑の家」の特徴です。これは「緑の家」が背の高いべた基礎を採用しているので、無駄に玄関柱を作ると基礎とスラブ、さらには地中梁が必要になり、コストアップの原因になるからです。細かいところでコスト削減・・・そんな家が「緑の家」なのでしょう。

寺尾西の家。普通の家にはピンク色の部分に柱がある。これを省略して構造を考える。

みずき野の家。普通の家にはピンク色の部分に柱がある。これを省略して構造を考える。今回も矢代田の家で好評だった木製階段を設置。

そういえばこのみずき野の家は、木の外壁でもたて貼りの採用で以前の日之出町の家 とは違い、押し縁による施工です。

スッキリと見えるたて貼り

たて押し縁の間隔とかは様々ありますが今回は少し狭め・・・。

木の外壁は横張が少し安価で、今回のたて貼りの木の外壁と比べ一長一短が有りますので好みの問題かもしれません。

コーナーサッシ側は雨樋の縦とい設置できないのでこのように中央に来る場合が多い。これも一つの特徴・・・。

足場が取れると急に「様」になります。実はこちらの南側開口部は大変大きい上に、コーナーサッシまでありますから室内から外を眺めると・・・

紙障子が壁引き込みの意匠となり全開する窓。

こんな感じの田園が広がる風景の奥に弥彦山が見えます。

こちらの完成見学会は12月下旬です。あと一ヶ月・・・こうご期待を・・・。

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