
ご入居後最も喜ばれる「緑の家」の仕様は間違いなく床下収納である。この床下収納の元となる高基礎を事務所設立以来27年間全棟に勧めてきたが・・・
続きを読む明るい青色のガルバニュームが目を引く玄関アプローチ。地域によってはガルバニューム鋼板が異様に高いこともあると知った熊本の家。完成写真を載せることを、カメラ機材の不手際でその本来の魅力が伝わりにくいことに納得がいかず少し先送りにしていた。
続きを読む2025年4月から基礎配筋の基準が変わり、基礎の配筋は原則フック付きの補強筋になる。例外として、フックなしで構造計算がおこなわれた場合と、本来フック部分が溶接で縦筋と主筋が緊結された場合はフックなしでもよい。注意したいのは溶接において従来多く見られたような点付け溶接ではなく緊結といえるほどしっかりとした溶接でないとこれに該当せず、ほとんどが何らかの試験に合格したユニット配筋となる。そして最も注意したいところが実はかぶり厚である。
続きを読む室内におけるコロナ対策としての腰を据えた研究結果が出始めてきている。コロナ禍でも対策はあったのだが簡易的に行っていたことが多く、この論文では2から3年くらい前に換気システム改修などをようやく本格的に行ったその結果と思われる。このように実測を一年くらい行って論文執筆となると、昨年ごろからしっかりした査読論文が出てくる時期となる。この論文の研究者はこの分野の第一線の先生方になる。
続きを読むこの4月から一般の木造建築物の法規制の審査(申請)が厳しくなった。特に構造系の審査がようやく構造まで行政がタッチするようになったため、困る事業所も多いだろう。しかし構造審査は概ね2種類から選択でき、その1つの仕様規定の方はまだまだ甘々で、仕様規定で構造審査をお願いすれば、伏せ図の添付は必要ないという・・・。確かにこれでは構造の審査ではない。一方構造計算となる許容応力度設計や現場検査は逆に厳しくなるだろう。
続きを読む今日は長文であるが世の中連休中なのでごゆっくりブログに立ち寄って頂きたい。
2月に事務所は転居したが、移転即完成との感じではなく大枠を作って細かいところは足していこうと考えであったため、引っ越ししてからも様々なところで手を加えてきた。外部はまだだけれども5月になりいよいよ内部のほうはほぼ終わった。
続きを読む4月の第二週に桜の満開だった新潟県の多く地域ではイベントも行われた所も多いだろう。しかし私は今年の新潟の春を満喫できていない。
続きを読む今後加筆するため当面はトップに固定。
現在新潟市に建築中の「緑の家」で月見町の家の完成見学会を行います。
続きを読むこの記事をアップしてすぐにコメントを頂き、それが記事に対して重要なことなので記事の修正加筆をしております。今しばらお待ちください。
長野県に建築中の「緑の家」と新潟市の建築中の「緑の家」の完成の見学会を行います。日時は下のとおり。
場所 | 名称 | 日時 | 時間 |
長野県青木村 | 青木村の家 | 5月18日(日) | 10時~16時 |
新潟県新潟市 | 月見町の家 | 5月24日(土)25日(日) | 9時~16時30分 |
長岡市千代町に施工中の「緑の家」で耐力壁検査のため昨日現地に伺った。こちらの「緑の家」は、当然耐雪住宅であり設計積雪量は2.5mで耐震等級は最高の3で長期優良住宅を取得している。しかしただの等級3ではなく昨今の新潟県の地震発生の多さを考慮してさらに耐震性をアップさせるため地域地震係数をあえて法令の0.9から1に10%アップさせて取得している。この辺りは設計者の配慮となる。
続きを読む昨年の元日に起きた能登半島地震では新潟市でも大きな被害を受けた。その大部分が液状化による建物の変形や破壊である。「緑の家」でも液状化が起きた地域に数棟建築されていたが、柱状改良という汎用の地盤改良のおかげか建物への被害はなく建物外の排水管だけだった。このように液状化にも有効に働く「地盤改良」ではあるが、私の知る限りの新潟における地盤改良工法で、液状化まで保証している工法はない。つまり効果はあるが保証までできないのが現在の地盤改良。しかし現在広島市で行っている地盤改良では・・・なんと!液状化まで保証する工法を採用している。
続きを読む今週の月曜日にotomo vie centの土間キッチンに設置されるメインストーブの火入れを行ってきた。
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新事務所の内装は今後の住まいで行いたい「優しい空間」であり、当然温熱的にも優しい床下暖房や足に優しい杉の床で、無塗装で超仕上げの心地よさを是非体験して頂きたい。その優しい空間は今後メンテナンスにも及ぶところが斬新だと自身で思う。そこで今回の事務所で実践した「緑の家」の優しさは次のようになる。
もう何度書いているが、「緑の家」では窓面積が大変多いが、紫外線を防ぐことを何より優先する。これは2年前に宣言した。そのことを、先日埼玉県でお会いした建て主さんにお話ししたら、奥様がもろ手を挙げて賛成して頂いた。これはホントにうれしかった。
続きを読む新しくなった事務所の打ち合わせスペースでは古い事務所で使っていた木の椅子を使っていたが、新たな試みで「ある」椅子を設置してみた。
続きを読む今日4月1日から工事が開始される建物は、新しい法律のもとで確認申請が行われる。そのため先月の27日に確認申請済証が来た「広島南区の家」はその次の日に工事に着手したので、面倒な追加手続きをすることなく安堵している。
続きを読む昨日新潟市東区に建築中の「緑の家」に伺ってきた。目的は足場外し前のチェックだが上の写真のとおり「緑の家」のAグレードには窓全てに庇が取り付く。この庇はBグレードと違い窓を雨から守り、サッシの単独取り換えを可能にする点である。当然簾も雨から守る。
続きを読む今週の火曜日から昨日木曜日まで関東へ工事監理や現地調査に伺ってきた。・・・が、3月末のこの時期の関東へ過去何度も行っているのに桜の全くない関東は初めて。桜が3月27日でも膨らみもないほど全く咲いていない。
続きを読む長野県小県郡に建築中の「緑の家」で青木村の家がほぼ完成した。今月中には登記を済ませあとは残工事を行うだけとなる。県外ではあるが状況によりプチ見学会を4月下旬頃から5月上旬ごろに行うかもしれないが、その時はこのブログ内でご案内する。
続きを読む先々週の最も荒れた日に土間コンクリートが打ち込まれた。
私は先日の防湿フィルムが敷かれた時点でこの工事の本懐は遂げられた位な気持ちだが、請け負って頂いている職人さんはここからがホントの本番となる。
晴れた・・・。先週の週末に執り行われた地鎮祭。この時期の新潟県で3日連続晴れるのは珍しい。気温も上がり穏やかな天候に恵まれた巻新道の家はUa値0.27w/m2kで断熱等級6、耐震等級3で長期優良住宅を取得。
続きを読むS造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の打ち合わせスペースの大窓は遮熱型のトリプルガラスを使用している。その紫外線カット率は95.3%(JIS R 3106による)であり、残りの極わずかな量である4.7%の紫外線(この場合特定の紫外線)しか入ってこないが・・・
続きを読む昨日長野県小県郡青木村に建築中の「青木村の家」において中間気密測定が行われた。その時に送られてきた写真が↑であるが、測定用ボードで密閉された窓に穴があけられている。その大きさは・・・100㎝2。
続きを読むいよいよ土間に防湿シートが敷き終わった。このシートでどれだけの湿気が防げるか・・・それはあるとないとは土間表面に与える影響の次元が違う。これで一階カビ対策のイロハの「イ」が終了。一応ロはエアコンによる調湿で、ハは気密シートによる建物の全体防湿化になる。この3つを行えばカビ害はほぼない。otomo vie centではイとロを行うことになる。
続きを読む外壁をチェックするために建て主さんから送られてきた外観写真。切れの良いファサードである。左のコーナーサッシの庇の水平線と玄関屋根の水平線が切り妻屋根の単純な形状に味を添える。
続きを読むS造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の給仕スペース(裏方)にある水栓。シンプルでいてそれで且つデザインも程よく、さらに水跳ねが後ろにとびにくいものをチョイス。さらにローコストとメンテ性は抜群のおまけつき。
続きを読む築130年の(既に135年目)otomo vie centの土間工事が行われている。私は通常業務が忙しく事務所に貼りついたままであるが、信頼のおける基礎屋さんなので安心してお任せしている。
続きを読むS造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の作業スペースはできる限りコスト抑えるべく、天井仕上げ材及び壁仕上げ材はない。天井は合板むき出しのままで、壁は掟破りの板状断熱材そのままが仕上げ材となる。
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