「 2023年の「緑の家」 」一覧

Aグレードの大きめの庇が無難の「緑の家」

「緑の家」には必ず設置される大き目の庇。外壁より凹んだサッシの位置がい一般の家とは違うオーラ。

昨日新潟市東区に建築中の「緑の家」に伺ってきた。目的は足場外し前のチェックだが上の写真のとおり「緑の家」のAグレードには窓全てに庇が取り付く。この庇はBグレードと違い窓を雨から守り、サッシの単独取り換えを可能にする点である。当然簾も雨から守る。

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春の桜のない関東へ

現地調査に伺った川越市にある桜並木はまだピンク色が見られない。

今週の火曜日から昨日木曜日まで関東へ工事監理や現地調査に伺ってきた。・・・が、3月末のこの時期の関東へ過去何度も行っているのに桜の全くない関東は初めて。桜が3月27日でも膨らみもないほど全く咲いていない。

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青木村の家の換気

着々と完成に向かって外観はほぼ完成した。凛々しい玄関側ファサード。写真は建て主さん提供。

長野県小県郡に建築中の「緑の家」で青木村の家がほぼ完成した。今月中には登記を済ませあとは残工事を行うだけとなる。県外ではあるが状況によりプチ見学会を4月下旬頃から5月上旬ごろに行うかもしれないが、その時はこのブログ内でご案内する。

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月見町の家と青木村の家 外壁貼りはじめる

外壁は木なのでこの黒色は一次防水の補助シートである。この端正なファサードに薪ストーブの煙突が添えられメインの外観の完成。

外壁をチェックするために建て主さんから送られてきた外観写真。切れの良いファサードである。左のコーナーサッシの庇の水平線と玄関屋根の水平線が切り妻屋根の単純な形状に味を添える。

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名古屋千種の家 完成 3 細長い敷地

階段手摺は無垢の杉板。大工さんが気を利かせて共木で木目が繋がる。

この「緑の家」は近隣商業地域で準防火地域の都市型の緑の家。防火使用のサッシしか使えない中、G3と断熱等級7を満足するUa値0.25W/m2Kの超高断熱と等級3の耐震性を持つ。当然長期優良住宅認定・・・

都市部なのでよくある細長い敷地でありその敷地に見合った細長いプラン。上の写真のとおり22段の階段で一直線でグランドレベルの玄関まで続く。

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構造用合板の耐力壁

とても好ましいお手本のような合板耐力壁の釘打ち(こちらは真壁)。

昨日月見町の家の面材(合板)部分の耐力壁検査を行ってきた。こちらの現場の大工さんは連続してパーフェクトの施工を行っているが、今回はさらに好ましい面材耐力壁の釘の打ち方であった。

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名古屋千種の家 完成 2 白い収納壁

間口が狭く細長い家となるので、造り付け家具を多用して間口方向の有効利用をはかる。こちらはキッチン&壁面家具として計画

名古屋千種の家は近隣商業地域で準防火地域の都市型の緑の家。防火仕様のサッシしか使えない中、G3と断熱等級7を満足するUa値0.25W/m2Kの超高断熱と等級3の耐震性を持つ。当然長期優良住宅認定。

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名古屋千種の家 完成 1

敷地を目いっぱいに使用しているので、地べたの造園ができなかったため、外壁や目隠し塀に木を使うことで柔らかく優しい感じを計画。

名古屋千種の家の完成検査がを終え、新幹線内でこのブログを書いている(1月19日)。

名古屋千種の家は近隣商業地域で準防火地域の都市型の緑の家。防火使用のサッシしか使えない中、G3と断熱等級7を満足するUa値0.25W/m2Kの超高断熱と等級3の耐震性を持つ。当然長期優良住宅認定。

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特異な設計者から見た耐力壁のこと

いつもの無難な小屋裏構造。振れ止め、桁上合板で耐震等級3を確保し通気のための穴あり。

昨日新潟市の東区月見町に建築中の「緑の家」の検査に伺ってきた。あいにく新潟市は雨確率100%であり、一日中雨の予報。それでもIphoneを見ながら雨雲の少ない時間を選んで伺った。

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3年に一度の定期講習と現況

7時間拘束される定期講習はつい後ろ向きになりやすいが、時折なら背筋が伸びる感が良い。

11月中旬から12月28日までほぼ休みなしで業務にあたっていたため、世間と同じ9連休の正月休みをゆっくりとotomo vie centのリノベで過ごした(結局建築に携わっていた)。9連休後の今週はその間のメイルや、建築士の定期講習でようやく一息ついた。

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長野県青木村の「緑の家」の耐力壁検査2

周囲がわかるように写真におさめるとホントに環境がよく、シンボルツリーとなる杉?が良い感じ。

昨日圧雪が数十キロ続き厳しい路面状況だった雪の上信越道を走破し長野県小県郡の青木村にある「緑の家」へ耐力壁検査に伺った。この「緑の家」のUa値は0.21で断熱等級7をクリアーした耐震等級3の長期優良住宅である。

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名古屋市千種の家 完成間近

街並みに溶け込む形と色。そもそも住宅密集地では長細いファサードになるのだが・・・。

名古屋市に建築中の「緑の家」が完成間近。今回の立地は住宅密集地で、準防火地域にもかかわらずUa値は0.25で等級7を耐震等級3の長期優良住宅で取得※。お隣さんとの距離もほとんどなく、隣地からの離れ寸法が民法上の規定500㎜未満も多く残る地域。その中で無理せず目いっぱいに建築したのが今回の名古屋千種の家である。
※準防火地域ではサッシも防火タイプとなるため断熱性能が1ランク以上低くなる。防火シャッターを使えばよいが防火シャッターでは火災の時に誰が下げるのか不安が残るのでできるだけ避けたい。

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熊本の家 完成前チェック 3 

写真修正2024.12.5

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSCF8956.jpg
まだ施工途中だが、一階トイレのスマホ置き及び手摺と収納をまとめてデザインしている。スイッチは新たに勧めている一時換気扇スイッチで、押して5分程度排気され換気に無駄がない。

トイレの壁天井色は建て主さんが選択された。とても落ち着いていて且つ渋みさえ感じられる私も好みの色である。その壁に白い扉、木の素地色、スイッチのシルバーグレー色が調和してとても良い雰囲気である。

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熊本の家 完成前チェック 2

お約束のコーヒーを帰りの空港で頂いた。

先回来た時に次回はこちらのおしゃれな暖簾のあるコーヒーを飲むと決めていたので注文した・・・が、これが発端になったのか、帰りの飛行機では気分が悪くなってつらく思わず備え付けのエチケット袋を開こうと思ったくらいのである。

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熊本の家 完成前チェック 1

高騰する板金コスト削減のために軒裏はフレキシブルボードの未塗装。しかしこのセメント感がよいと感じたので、今後も積極的に使いたい。軒裏にある点検口はバルコニーの排水メンテナンス用で、これがあると20~30年後でも無難な外部点検が可能。

春から工事が始まった熊本の家の完成が近づいている。このため完成前のラフチェックを行いに伺った。

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コンクリート打ち込みと配筋検査 

写真は施工会社である愛和建設さんからタイムリーで送られてくるため遠方ということを忘れるくらい。

先日の晴れた日に、神奈川県愛川町で雨天で延期になった「緑の家」の基礎一発打ち込みが行われた。打ち込む数日前に最終チェックを終了し是正は一つもなかったので今回は立ち合いを行っていない。

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高基礎のコンクリート打ち込み前チェック

基礎内に入るのに矢印が示す大きな脚立が必要なほどいつも高い基礎。安全対策の侵入防止ネットもありしっかりした施工管理が行われている現場。

先日の15日朝8時30分に神奈川県愛川町にて基礎の配筋検査をスタッフMと共にに行った。こちらの「緑の家」はUa値0.27、耐震等級3で長期優良住宅を認定されている。

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神奈川県の愛川町での配筋検査

施工は地域のビルダーさんの愛和建設さんで、監督さんの対応も含めとても丁寧。

今週の初めに神奈川県に配筋検査にお邪魔した。愛川町に電車の駅はないので必然的に車移動しかない。三条からだと片道4時間(300㎞)で往復8時間の現地行きのためスタッフと2人でお邪魔する。

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工事監理者と気密施工チェック

先週名古屋市の千種区に建築中の「緑の家」に伺った。

今日のブログは先週新幹線の移動中(10月25日)に書いているので表現がそのようになっていることを先にお断りする。

工事監理者とは、建築基準法第5条の6の第4項に規定され建て主さんから指定されてその業務につく者である。現場監督や工事管理者とは全く異なる業務を行う。それは建て主さんの代わりとなって図面と工事内容が同じかをチェックする人のことである。

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長野県青木村の配筋検査2回目

追記あり 2024.10.24

雲が切れ日も差し込む現地。

やはり・・・晴れた!

ここに来るまでワイパーの速度が最速になるほどの雨模様で坂城町を通過し、流石にこれは雨の中の配筋検査も覚悟かなとちらっと思ったが、何も根拠はないものの「大丈夫止むはず」との気持ちが強くあった。

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本所リバーサイドの家 完成③

今回最もお子様に人気があったところはこの洗面台のスリット。階段上のデッドスペースを使っているので、どうしても足元にスリットが必要なのでいつもこの形。

長期優良住宅認定 耐震等級3(積雪1mで地域係数Z=1※にて取得)
断熱等性能UA値0.26w/m2k 等級7
完成気密性能 C値=0.2㎝2/m2
マキシオン太陽光発電6.4kw設置
※新潟県ではZ=0.9が一般的であるがZ=1とすることで地震に対し10%強くなる。つまり耐震等級3の10%増しでの取得。

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名古屋千種の家と熊本の家③ 床は杉 

ボンバルディアDHC8-Q400の着陸時のタイヤ。

熊本からの帰りは伊丹経由だったが風が地上で強く着陸時にはフラフラと揺れており、タイヤは左右時間差でつくような感じだった。その前にタイヤが機体からできてきて眼前に来て興味津々。

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本所リバーサイドの家 完成②

長期優良住宅認定 耐震等級3(積雪1mで地域係数Z=1※にて取得)
断熱等性能UA値0.26w/m2k 等級7
完成気密性能 C値=0.2㎝2/m2
マキシオン太陽光発電6.4kw設置
※新潟県ではZ=0.9が一般的であるがZ=1とすることで地震に対し10%強くなる。つまり耐震等級3の10%増しでの取得。

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本所リバーサイドの家 完成①

太陽光発電を載せるため片流れより無難な招き屋根としている。

長期優良住宅認定 耐震等級3(積雪1mで地域係数Z=1※にて取得)
断熱等性能UA値0.26w/m2k 等級7
完成気密性能 C値=0.2㎝2/m2
マキシオン太陽光発電6.4kw設置
※新潟県ではZ=0.9が一般的であるがZ=1とすることで10%地震に対し強くなる。つまり耐震等級3の10%増しでの取得。

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完成時の気密測定が基本。完成気密C値0.2と予想どおり。

2024.09.27 緑字加筆修正追加 

建て主さん立ち合いで完成時の気密測定が行われた。内側に開くドレーキップ窓。

JISA2201:2017の建物条件2で規定された方法で中間気密測定をして先回はαAが18㎝2だったのが今回の完成気密測定(建物条件2)では45㎝2と27㎝2増えている。これは全く予想どおりで本所リバーサイドの家の完成気密はC値0.2㎝2/m2となった。

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